ドイツ旅行の準備

レンタカー海外旅行で事前に準備しておいた方が良い事を、経験から紹介!

ドイツで1週間のレンタカー旅行をしてきた経験から、レンタカーで海外旅行を行おうとしている方に向けて、事前に準備しておいた方が良いことをまとめて紹介します!

ドイツ、ドレスデン、夕暮れの街並みです!

レンタカートラブル対策をしておくこと!

レンタカーでの旅行ですので、鉄道による旅行やパック旅行と比較すると、様々なトラブルに遭遇する確率が高いことは否めません。

しかもそれらを自分達の行動によって、現地で解決しなければいけません。

今回は特に、私も遭遇した、クルマ自体のトラブルに対する事前準備を紹介します。

レンタカートラブル対策1:あらゆるトラブルを補償してくれるレンタカープランを選択しておく

これは特に、語学が堪能でない方、海外旅行の初心者、現地語での交渉に不安のある方はぜひ検討すべきと思います。

レンタカートラブルとして、借りた時に傷があったかどうかの押し問答がよくあります。

また、旅慣れていないと、鍵のかけ忘れによる盗難などもあるかもしれません。

どちらに責任や非があるのか、判別の難しいクルマの故障もあるかもしれません。

私は実際に、旅行中にエンジンが故障するというトラブル経験をしました。

直接の原因はハッキリしません。

もしかしたら整備不良があった可能性もありますが、アウトバーンで「多少」酷使をしたことも一因とされ、何らかの支払いが生じていた可能性もあります。

ですが、私はすべてを補償してくれるプランに加入していましたので、支払いは一切なく、事なきを得ました

正直、補償なしで借りる場合と比較すると、めちゃくちゃ料金への影響は大きいですが、絶対の自信がないのでしたら、目をつむって最大補償にしておいた方が、安心ではあります。

レンタカートラブル対策2:現地の「JAF」を把握しておく

レンタカーが故障した際の連絡先は、たいていのレンタカー会社では、自社のトラブル受付窓口となります。

しかし、24時間365日体制を銘打っておきながら、トラブルが土曜に起きたため人手不足なのか、一切救援に来てくれない、そもそも電話がつながらない、という経験をしました。

最終的には、日本の「JAF」ほどに信頼のできる、「ADAC」の存在を知り、そちらに救援を要請し、来て頂きました

一連の救援をして頂いた後に何と、私が「ADAC」に預けたという証明を一切頂かないまま、立ち去ってしまうという、もし国内だとしても信じられない行動をしていました・・・。

これがもし、悪徳レッカー会社でしたら、500万円相当の借りていたクルマは、闇に消えていたかもしれません・・・。

そこはさすがはADACで、しっかりとレンタカー会社へと持込をしてくれていました!

レンタカートラブル対策3:一般電話へも発信できる、IP電話を使用できるようにしておく

トラブルが発生した場合は、各方面へと電話連絡を取る必要があります。

wi-fiの準備には気を配っていた私ですが、現地では常時機内モードにしておいて、一切電話をする想定ではいませんでした。

最初は、ガソリンスタンドで電話を貸して頂いたりして対応していましたが、一向につながる気配がないまま借りておくわけにもいかず、各方面に自分のスマホからかけまくった電話代の請求は、なんと3万円超でした。

最終的に、1日を棒に振る重大トラブルとなりましたので、電話代も含めてレンタカー会社に補償して頂くことが出来たのですが、それはたまたま、だと思います。

IP電話でしたら、数十円~数百円で済んでいた内容ですから、事前に準備しておくと良いです。

なお私は、とあるIP電話を使用できるようにして安心していたのですが、なんと当時ドイツは対象外という落とし穴がありました・・・。

そういった点も漏れないように、確認しておきましょう。

レンタカートラブル対策4:事前に最悪ケースの対応方法を相談しておく

この対策はちょっと、受け入れて頂けるかは分かりませんが、試してみる価値はあるという対策です。

レンタカー会社のトラブル受付窓口に繋がらない場合、最悪、現地のレッカー会社に救援を要請してしまって良いですよね?と、事前確認を取れていれば最高です。

私がトラブル真っ只中にいた際、通常の貸し出し店舗にも電話してみて、

トラブル窓口全然繋がらないんだけど!と訴えてみても、

イヤイヤ、うちは貸した店舗でもないし、関係ないから。トラブルならその受付窓口に電話かけ続けるしか方法ないよ!

と言われて終わりで、そこからは『掛け続けるしかない』で頭が一杯になってしまい、貴重な旅の丸1日を無駄にしました・・・。

現地の貸し出し店舗か、ハードル高ければ手配する際に日本支社に、確認しておけると良いと思います。

国際免許を取得しておく

続いての事前準備は、国際免許の取得です。

当然の内容ではありますが、うっかり忘れないように、なるべく早めに動いておくと吉です。

埼玉県で取得した経験は、別記事でまとめていますので、ご参照ください。(記事はこちら

駐車場を探しておく

続いては、レンタカーにはつきものの駐車場です。

宿を取る際にも、駐車場付きの宿を取るように気を付ける必要があります。

最も、ドイツ人は国内旅行に車で出掛ける人も多いため、駐車場付きの宿を探すこと自体は難しい事ではありません。

また、目的の観光地近辺での駐車場も事前に探しておくと良いです。

私たちは、翌日の立ち寄り地近辺で、『大きいクルマでも駐車できる駐車場』を、旅程中に毎晩調べながら移動していました。

事前に準備出来ていれば、現地でもスムーズに探すことが出来ます。

カーナビの準備をしておく

レンタカーにカーナビが搭載されているか確認しておく

カーナビが搭載されていない車両も、珍しくありません。

ちなみに私は、レンタカー会社からカーナビ付いていないようですが、オプションで料金追加してポータブルナビ付けますか?と聞かれ、それなら不要です、としていました。

実際、現地のクルマにはナビがついていて、情報が錯綜しているなあ・・・。と思った経験でした。

ただ、現地のクルマに搭載されたナビは、操作も案内も現地語になります。

出来れば、Googelマップをナビとして活用する

Googleマップであれば、もちろん案内も日本語です。

ただ、インターネット環境が必要になります。

インターネット環境は、次のような方法で手配します。

①レンタカー会社のwi-fi付きプランを探す

②空港などでwi-fiレンタルサービスに申し込む

③モバイルルータなどを持ち込む

私は、で手配しました。

旅程などによっても、最もお得で便利な方法は変わってきますので、自分に合ったものを選びましょう。

料金を無視して一番確実な方法であれば、②だと思います。

データ量は、ドイツで1週間GoogleMapをカーナビとして使いっぱなしでも2GB弱の使用でした。

後半、鉄道移動のフランスでの1週間分では、1.5GB程度でした。

ホテル滞在中等、無料wi-fiがあるところではそちらを利用していました。

ガソリンの入れ方、基本的な道路標識などのルールを把握しておく

ガソリンの油種に注意。ディーゼル車の知識も入れておく。

諸外国では、日本よりもディーゼル車が走っている比率が高かったりします。

私が借りた車も、ディーゼルでした。

給油に立ち寄ったスタンドは、すべてセルフスタンドでした。

間違った油種を給油してしまわないように、注意しましょう。

ディーゼル車には、排ガスを綺麗に保つための「アドブルー(=Adblue)」と呼ばれる液体も必要です。

レンタル期間中に、補給しなければいけなくなる機会もあるかもしれません。

アドブルーもガソリンスタンドで簡単に補給できるのですが、普段、ディーゼル車に慣れていないと知らない常識もありますので、注意しましょう。

現地の道路標識ルールを確認しておく

見れば分かる標識がほとんどだとは思いますが、事前に学習しておけば慌てることがありません。

レンタカーを借りて数分、運転にまだまだ必死だった時に、飛行機内で学習したばかりの『高速道路入り口』の標識を通過していることに気付いたときは、知識ゆえに慌てましたが(笑)

工事絡みで通行止めなど、重要な標識は特に確認しておきましょう。

ドイツの横断歩道ドイツの横断歩道

子供連れであれば、チャイルドシート・ジュニアシートのルールもチェック

国によっては、子供をチャイルドシートに乗せていないことにより、重い罰則・罰金が設けられていることもあります。

レンタカー会社のオプションで付けられるかどうかも、合わせて確認しておくと良いです。

終わりに

以上、レンタカー海外旅行事前準備の紹介でした。

大多数の人にとっては、そんなに頻繁に行ける旅行ではないと思います。

そんな貴重な旅の1日を、私たちのようにトラブルで消費してしまうことのないよう、事前の準備をしっかりしてからお出かけください。

現地で色々な方の助けがあり、翌日以降の旅に影響が出なかったことが、せめてもの救いでした。

そのトラブルを補って余りあるほど、レンタカー旅行でなければ、決してなしえなかった素晴らしい旅に出来ましたので、これから検討される方はぜひ、レンタカーでの旅行を楽しんで頂きたいです。

ご参考になりましたら幸いです。では。