ドイツ旅行の準備

ドイツでレンタカー運転、国際免許は必要?無料の翻訳サービスは?

ドイツでレンタカーを旅行で数週間運転しよう!と思った方。

国際免許(国外免許)は取得する予定でしょうか?

実はレンタカー会社Hertzには、無料の運転免許証の翻訳サービスが準備されています。

えっ…、それなら国際免許って取得不要なの??

翻訳サービスは無料+自宅にいながら数分で準備出来て非常に魅力的だし…、混乱しますよね。

今回のレンタカー旅行で、私はどう考えて行動したか?

体験を紹介してみます!

2023年ドイツレンタカー旅行、私は国外免許を取得しておきました

私は色々考えて最終的には『運転免許翻訳サービスも利用しつつ、念のため国際免許(国外免許)を取得しておく』という方法を採りました。

私が判断の決め手としたのは、ドイツ連邦共和国大使館の記載です(参考リンク)↓

キモとなる記載を抜粋しますと…、

ドイツ国内で運転する場合
日本の運転免許証とそのドイツ語訳、あるいは日本の運転免許証と国際免許証を両方所持していれば、6ヶ月は運転ができます。

…と書かれています。

実はHertzの運転免許証翻訳サービスって、英語にしか対応していません!

ドイツ語訳ではないので、この大使館HPに書かれている条件を厳密には満たせないんですよねぇ…。

ただし、ですよ。

国際免許証だってドイツ語で書かれたページはないんですけどね…!!(苦笑)

国際免許証の取得により形式上は条件を満たしますけど、どうせ英語なら無料の翻訳サービスでも実務上は変わらないのでは??って気もちょっとしてしまいますが…。

それでも万が一のトラブルでややこしくなるよりは、大使館の意向優先しておこう…というのが私の最終決断でした!

Hertzの運転免許翻訳サービスも並行利用!理由と内容の紹介

一方で、Hertzのホームページでは運転免許翻訳サービスが無料で利用出来ます。

対象国は限定されています。上記ページに記載部分を抜粋すると↓

hertz運転免許翻訳サービスhertz運転免許翻訳サービス

 

右側の14か国が対象とのことです。

無料かつ自宅に居ながらにして素早く手に入るのは…、やはり魅力的ですよねぇ。

Hertz運転免許翻訳サービスの使い方と所要時間

使い方は非常に簡単。

先ほどのURLの記載事項を確認したら「運転免許翻訳フォーム」のページに飛んで↓

  1. 免許証の写真を取り込む
  2. 住所などの内容を打ち込む
Hertz運転免許翻訳フォームHertz運転免許翻訳フォーム(無料でカンタン!)

 

これだけで翻訳前後の情報が、PDF1枚サイズで一覧にまとめられて出力されます。

ポチっと印刷しておいて、実物の免許証と共に持参すればOK。(※紙だけではダメなので注意)

それこそ10分も掛からずに作れちゃいますよ!

Hertz運転免許翻訳サービスを使用した理由

私は国際免許(国外免許)を取得するにも関わらず、この免許翻訳サービスも利用しました。

その理由は、2019年の旅行の際にHertz受付に国際免許証を提示したところ、

受付のお姉さん
受付のお姉さん
(…ナニコレ…?)

(ペラペラとページめくって…)

(…ドイツ語載ってねーじゃん!)

…OK!

非常に微妙な反応だったからです(笑)

むしろ自社の翻訳サービス資料の方が見慣れてるのかも?と考えたので、2023年の旅行では翻訳免許を受付で提出してみることにしました。

結果、かなりスムーズに受付して頂くことが出来ました!

(単に受付担当者次第かもしれませんけど… 笑)

まとめ 国際免許(国外免許)も万全ではない理由。ドイツはジュネーブ条約対象外

じゃあ国際免許(国外免許)なら万全か?というと、そうではない理由があります。

正式に効力を発揮するのはジュネーブ条約の加盟国だけなので、非加盟国であるドイツは国際免許の効力対象外だからです。

国際免許(国外免許)を申請に警察署や運転免許センターの窓口に行って、渡航先がドイツだと伝えた瞬間、間髪入れずにこの話が返ってきます(笑)

…なので、翻訳免許と国際免許、どちらの書類を持参していたとしても、万が一の際には現地の警察官に聞き入れて頂けない可能性は(僅かとはいえ)残ってしまいます。

困り果てた際に頼りになるのは…、きっと大使館!

大使館の意向は国際免許所持で運転可能なので、満たしておいた方が万全かな!というのが私の考えでした。

費用も時間も掛かってはしまいますが、3千円弱で掛けられる保険・お守りだと割り切るのも考え方の一つかもしれません…。

なお事実として。

2023年の旅行中、借出し受付も翻訳免許で済ませた私は、旅行中に一度たりとも国際免許を取り出すことすらありませんでした!

『翻訳免許があれば、国際免許がなくてもドイツでレンタカーを借りて旅行をすることが出来た』のは紛れもない事実ではあります。

困り果てた際にはHertzを頼ろう!と割り切って、徹底的に節約してみよう…なんて方もいらっしゃるかもしれませんね…。

どちらも万全ではない理由・背景は把握した上で、リスクやコストを考慮してご自身に合う方法で旅行してみて下さい!

以上、ドイツレンタカー旅行時に気になる問題、翻訳免許と国際免許の違いと紹介でした。

では。