レンタカー体験談

レンタカー走行距離の間違いを指摘せず乗り始めてしまった!私の対応と結果

2023年の旅行で、Hertzのフランクフルト空港営業所でレンタカーを借り出したところ、受付では車の現状コンディション説明が全くありませんでした。

(コンディション ⇒ 傷がどこにどの程度付いているか?など…)

しかし実は、受付での手続き直後にメールで「Your Vehicle Condition Report」という書類が配信されていました…!

モチロン全く気付かずに営業所を後にしてしまい、目にしたのはその日の宿泊先…。

しかもこのコンディションレポートを見ると、記載されている走行距離が全然違う?!

もしかしたら私が聞き取れていなかったのかもしれませんが、場合によっては大問題になりかねませんでした。

結局、私たちは事なきを得たのですが、注意喚起として報告します!

海外レンタカーの鉄則。自分が運転する前の状態チェックは確実に!

海外でレンタカーを借りる際に、一番多くてかつ厄介なトラブルってご存じですか?

それは『運転する前からついていたキズをアナタのせいにされて請求されてしまう!』というパターンです。

私が多少価格が高くても最大手Hertzを2回とも利用した主な理由が、まさにコレを避けるため…。

Hertzは最大手という安心感と共に、Super Coverという保険に入ることで基本はこういったトラブルから身を守ることが出来ます。

地元のレンタカー会社を利用して節約したいけどトラブルは絶対避けたい!という場合は、

  1. 受付で何も言われなくても借り始めの状態を徹底的にチェックする
  2. キズなど何かあれば受付担当を同席させ事前の傷であることを合意させる
  3. 返却時にイチャモンを付けられても、徹底的に反論できるコミュ力と語学力

…といった対応が必要です。

コンディションチェック表を受け取っていたのにチェックしないなんてありえない対応をしてしまった…

…そう、鉄則と真逆の対応をしてしまったのが私です…。

  • コンディションチェック表が届いていることにすら気付かず
  • 走り始めの傷確認も全くせず
  • コンディション表の走行距離が全然違うことに気付かずに走行開始しちゃう…

…もうダメダメでした(苦笑)

イヤイヤ、このように全然自信がないからこそ、Hertzで最上級保険を掛けて借りているんです!

だから問題はないんです!(開き直り)

レンタカーの走行開始距離が間違っていた!私がした対応と結果

何と私、コンディションチェック表は完全に見落としていましたが、実は走行開始前の記念にメーターの写真を撮っていました!

写真に写っていた走行開始時点の総走行距離は8,650キロほど。

それとトリップメーターが長らくリセットされてなくて4,600キロほど。

何も考えずに1日観光し、その日の晩に見たコンディションチェック表では…、

『Mileage at Pick-up:4,500

うげええ、ぜ…全然違うんですけど?!

(実際の書面に書かれていた距離↓)

vcrマイレージ記載コンディションレポートに書かれた走行距離

 

私がした対応①:契約条件の確認(申込画面チェック)

まさかのサバ読み具合にやや慌てつつも、確か走行距離は無制限と小さく書かれたプランだったような記憶が。

実際の申込画面だとこんな感じでした↓

ハーツ予約②車種選択ハーツ予約②車種選択

 

値段の下に小さく「無制限 (無料走行距離・Km)」と書かれています…!

あー、なら大丈夫なのかな…。とホッとしながらも。

細かい契約事項を見ようとするとサイトの作り上すぐ英文になってしまいます。

実は例外条項はないのだろうか?

無制限と言いつつ、6,000キロとか走ったらさすがに問題あるのでは?と気になり始めます…

私がした対応②:契約条件の確認(日本窓口へ国際電話!)

大丈夫だと確信しておきたかった私は、旅行中ですが日本窓口へと国際電話で念押し確認しておくことにしました。

楽天モバイルを持って行っていたおかげで、通話料は無料らしいし!

…ソレを試してみたかった気持ちもあります(笑)

時差と営業日に気を付けつつ、電話で行き違いの状況も含めてすべて説明。

結果、

  • 確実に距離無制限プランであること
  • 仮に6千キロ走ったとしても、例外条項などで追加料金発生はないこと

…をしっかりと確認して頂くことが出来ました!

あー助かった!

こういう疑問や相談に渡航前も渡航中も日本語で対応していただけることはHertzの大きなメリットの一つです!

返却した結果、全く問題なかった!

念押し確認までしておいたので、何の心配もなく旅行し返却を行いました。

もちろん、何ら問題も追加料金も支払うことなく終えることが出来ましたよ!

…というよりも若干オチがありまして…。

インボイスに記載された走行距離を見てまたビックリ…。

なんとコンディションチェック表の距離とは異なる、実際に乗り始めた距離とほぼ正しい距離が記載されていました…。

うーん、なんだそりゃ…。

(実際にインボイスに書かれていた走行距離↓)

invoice距離インボイスに書かれた走行距離

まとめ 私は保険と契約内容で事なきを得ましたが…

散々なミス・落ち度があったにも関わらず、手厚い保険と距離無制限契約のおかげで、ノートラブルで旅行を終えることが出来ました…!

もし費用節約を狙って地場レンタカー会社を使うのであれば、絶対に同じような安易な行動は避けて下さい!

契約内容によっては、キズの後出し請求や、走行距離に応じた請求を受けてしまう可能性は十分にありました。

確かに写真は撮っていたので多少の抵抗は出来たかもしれませんが、走行前だと立証するには弱かったかもしれません。

やはり走り始める前に確実にチェックし、おかしい点は同意しておかないとマズイです。

せっかく楽しい旅行だったのに、最後に請求・金銭トラブルで後味が悪くなることを避けるためには。

しっかり気を付けて行動するか、いっそ私の様に最大手Hertzでしっかり高額保険を掛けておくのも有効な手段ですよ。

サービス満点の日本気分はいったん封印し、トラブルを上手に避けて下さいね!

では。