レンタカー旅行の付き物として、給油があります。
今回は現地での給油に関する体験やデータを紹介したいと思います。
ガソリンスタンドはセルフ式
日本も今やほとんどのガソリンスタンドがセルフサービスとなっていますが、ヨーロッパでも同様です。
今回の旅行では、6日間で3回給油しましたが、すべてセルフスタンドでした。
油種は機械ごとに分かれている場合が多い
セルフですので、油種は自分で選択します。
スタンドの中でも、機械によってレギュラーガソリンだけ入れられるもの、ディーゼルを入れられるものと独立していた場合が多かったです。
看板などで油種表示がされていますので、機械の横に停める前に確認しておきましょう。
給油口が車のどちら側にあるかは、メーター内のマークで分かる
これは海外レンタカーに限った話ではないですが、メーター内のガソリンマークの横に、左を向いた三画印(◀)が確認できるでしょうか。
これは、車体の左側に給油口があることを意味しており、右側にある場合は右を向いた三画印(▶)で表示されます。
初めて運転するレンタカーで、あれっ!給油口どっちだっけ?!となったら確認しましょう。
油種の確認は確実に!
ヨーロッパではディーゼル車が日本よりも多く走っており、レンタカーがディーゼル車の場合がありますので、借りる際には油種に注意しましょう。
ドレスデンのHertz貸出窓口では、油種説明は特に慎重に、注意深くしてくれましたので聞き逃すことはありませんでした。
うっかり異なる油種を入れてしまうと故障の原因となり、被害は甚大ですので確実に把握しておきましょう・・・。
先に給油。完了してから、店内に支払いに行く。
日本のセルフガソリンスタンドでは、最初に現金やクレジットカードを機械に入れる場合が多いと思います。
ドイツのガソリンスタンドでは、基本的に支払よりも給油が先でした。
給油が完了した後、併設されている店内に行き、自分が給油した機械の番号を伝えて支払う形式でした。
大きいクルマで、アジア人の旅行者で目立っていたためか、大概は店員さんに伝える前に分かっているような様子でしたが(笑)
ディーゼル車ならAdblueの補充も念のため確認
ディーゼル車には、燃料だけでなくAdblueと呼ばれる尿素水の補充も必要です。
1000km走行で1L消費され、車種にも寄りますが5000km~10000km程度のタンク容量があります。
基本的にはエンジンオイルなどと同様に、レンタカー屋側がメンテナンスしておくべき内容でしょうが、今回私がそうだったように、補充が漏れていることも有り得ます(笑)
車種によっては、補充されていない状態で駐車すると、次回エンジン始動しないものもあるようです・・・!
貴重な旅行の時間を無駄にしないためにも、知っておいて損はないかと思います。
補充はガソリンスタンドでセルフで出来ます。
私の場合は別トラブルでうやむやになってしまいましたが、Adblue補充分はレンタカー会社が支払ってくれる可能性も高いと思われますので、領収書は保存しておきましょう。
実際の走行距離と給油量、燃料費関連のデータを紹介
私の旅行での走行と給油データを表にまとめました。
6日目の走行中にトラブル⇒レッカーされたため、最後に満タンにした5日目途中時点での走行距離としています。
ディーゼル1Lあたり9.13㎞の走行。
1km走るのに必要な燃料費は、0.14ユーロでした。
私たちがレンタルした車種は巨大でしたので、相当に燃費は悪かったと思います・・・。
9人は乗れて、トランクも広々でした。縦2m、幅2m、全長5mで、左ハンドル。
日本で最大でもトヨタWishサイズまでしか運転したことのなかった私は、慣れるまで苦労しました。
まとめ
旅行を計画する際にGoogle マップを使用しておけば、大体の総走行距離は事前に把握することが出来ます。
私の場合は、走行距離に対してリッター当たり10㎞程度と仮定し、当時のレギュラーガソリン相場よりもかなり高く1.8eur/リッターとしておいて、予算を組んでおきました。
現地で借りる手続きをしていて初めて、ディーゼル車だということを知って、若干予定が狂いました(笑)
レンタカーの油種は、事前に日本で確認しておくと確実ですね。
最終日には500㎞以上走行する予定がトラブルで180㎞となってしまったため、燃料費予算としては余裕でした。
代わりにタクシーで移動することとなり、帰国後に補償して頂くまでは500eur弱を立替えてましたが!
以上、私の体験記を参考にしていただけましたら幸いです。では。