海外旅行に行く際は、現地通貨への両替が必要となります。
代表的な両替場所と、実際に私が使用した場所、その中で気付いた点がありました!
これから両替を考えている方向けに、私の実体験を活かせるように紹介したいと思います!
代表的な両替が出来る場所を紹介
代表的な両替場所は以下です!
- 金券ショップ
- 大手都市銀行グループとして運営している両替所
- 出発空港
- 到着空港
このうち私は②を利用し、母は③を利用しました!
今回の海外旅行ではありませんが、海外出張時に④を使用したこともあります。
最も有利なレートで両替できる場所は金券ショップであることが多い
代表的な両替場所の中でも、一番オトクに両替できる可能性が高いのは、実は金券ショップです。
金券ショップなので、両替というよりは購入の感覚に近いですが、よほどマイナーな通貨でない限りは在庫が足りない事はないと思います。
インターネット上で両替レートが開示されていますが、私が検討した時も最も有利なレートは金券ショップでした。
残念ながら私の生活圏には金券ショップがなかったことが問題でした・・・。
わざわざ都内の金券ショップまで両替のためだけに電車賃を払ってしまうと、結局あまり差がなくなってしまうので、私は見送ることにしました。
生活圏や職場の近くに金券ショップがある方は、一度検討してみると良いと思います!有利なレートで両替できる可能性が高いですよ!
私たちが実際に利用した両替場所① 大手都市銀行グループとして運営している両替所
私は三菱UFJフィナンシャル・グループの外貨両替専門店ワールドカレンシーショップを利用しました。
以下は利用時の控えです。
大きな額を両替しておきたかったので、多少前もって準備しておくために、出発日の1週間ほど前に両替を行いました。
最寄りの店舗は平日10時~17時のみの営業だったため、会社をちょっと早退して行きました。
店舗によって営業日・営業時間が異なりますが、ちょっと注意が必要です!
両替手数料込で123.04円が両替レートとなっていますね。
当日の為替公表相場は以下のようにTTSで120.54円だったようなので、2.5円分程度が手数料というイメージですかね~。
ポイントをまとめると以下です。
- 大手都市銀行系列なので安心感はある
- 手数料はそこそこ掛かる
- 店舗によって異なる営業時間に注意が必要
- 大手都市銀行のATMが間近に設置されているので、その場で引き出せる。高額な日本円を持ち運ぶリスクは少なくて済む。
私たちが実際に利用した両替場所② 出発空港(羽田)
母が出発当日に羽田空港内の両替所で両替を行っていました。
控えは残っていないのですが、両替レートは122.2円程度だったと言っていました。
当日の為替公表相場は以下のようにTTSで120.16円だったようなので、2円分程度が手数料というイメージですかね~。
この数日で多少円高に動いていますが、手数料自体も羽田空港の方が良かったみたいですね。
当日の時間に余裕がありそうな方は、出発空港での両替でも良いと思います。
到着空港での両替
フランクフルト空港でも両替は可能ですが、通り過ぎながらチラッとみたレートは、日本よりちょっと不利なようでした。
いっぱいいっぱいだったので、はっきりとした数字は記憶しておらず、曖昧でスミマセン・・・。
日本の銀行と現地の銀行でどちらが手数料を取るか、ってことなんですかね~。
インターネット上の情報を総合すると、現地空港での両替は不利と書いていることが多いです。(特に主要空港)
現地で高額な両替をすると目立ちますし、目をつけられてしまう可能性もあります。
紙幣に気を取られている間に荷物への注意がおろそかになるかもしれません。
そういった面からも日本で両替を済ませておく方が、私は良いと思っています。
両替する金額はいくらが妥当?私が使用した現金総額は・・・
私は12日間、6人での旅行に対し、2,500eurを両替しておきました。
食費、お土産、観光費、ドイツでのガソリン代、フランスでの移動費、予約時に前払いしていない分の宿泊費・・・などを現金払いした場合を見込んで集計すると、4,000eur程度にななったためです。
結果的に、めちゃくちゃ余りました(笑)
思っていた以上に、カード決済が出来たためです。
現金でしか支払えなかったのは、コインパーキングや有料トイレ、展望台ぐらいしか思い出せません・・・。
トラブル発生時にタクシー代で400eur払っているにも関わらず、なんと総合計で800eurも使いませんでした!
大きな誤算でしたね。
2019年当時ですらこの状況でしたので、キャッシュレス化はもっと進んでいるかもしれませんね。
両替は少額紙幣を多めにしておくと良い
両替総額も失敗ポイントではあるのですが、紙幣選択も失敗でした。
両替明細を見て頂くと分かるのですが、かさばるのでほとんどを100eur札と50eur札にしています。
10eur札と5eur札は合計で100eur分しか両替しなかったのですが、50eur以上の札は基本的に使い辛かったです。
20eur札以下をメインにして、100と50はちょっとにしておく方が良いと思います。
札よりもコインをよく使うのですが、そもそも札を使う機会がない中でコインを用意するには、ホテルフロントなどで両替をお願いするぐらいしかないです。(一般店舗ではさすがに迷惑でしかなくて申し訳ない)
そのホテルフロントにしても、50は出し辛いので・・・。
現金を使う機会が少ないのにコインを使う機会はどこかというと、コインパーキングや有料トイレではコインしか使えませんし、チップを渡す際にもコインの方が調整し易いです。
デビットカードという選択肢もあります
全額を現金にして持ち込む必要はなく、現地のATMで直接、自分の銀行口座から現地通貨として引き出す方法もあります。
私が事前に設定してから出掛けたのは、りそな銀行のデビットカードです。
通常の銀行口座を開設した際に受け取ったキャッシュカードですと、デビットカードとしての機能がなかったので、銀行の窓口に出向き、切替をしてもらう必要がありました。
切替えに当たって費用発生はありませんでした。
切替えた後は2枚持ちする必要はなく、デビットカードをこれまで通りキャッシュカードと同様に預金引き出しに使用が出来ます。
実際には持って行った現金すら余ったので(笑)、現地で使用することはありませんでした。
VISAレートにさらにりそな手数料で2.5%なので、両替レートとしてはそこそこ不利そうですが、高額な現金を持ち歩くよりは安全性が高いので有効に活用できると思います!
まとめ 両替は安全にも気を配って・・・
両替ひとつ取っても、調べること、気を配ることが色々ありますよね。
その中で私が経験して分かったポイントを、下記にまとめておきます。
- 金券ショップでの両替を検討してみる
- 大手都市銀行グループとして運営している両替所と、出発空港での両替レートは大差ないので、用途に応じて使い分ける
- 到着空港での両替は安全面からも避ける
- 使いやすい札を中心に両替しておく
- 現地で出金出来るようにデビットカードを用意しておけば、持ち運びは低額でよくなってより安心
あまり気をつけなくても良い事、安全策として検討した方が良い事、皆様の旅行に生かして頂けましたら幸いです。
では。