2回目のドイツレンタカー旅行は、当初無料の翻訳免許だけで旅行を考えていたものの。
ホームページで大使館の意向が分かったので、急遽、国際免許(国外免許)を申請することに。
前回の旅行では「国外運転免許センター」まで遠路はるばる取得に行きましたが、今回は出発まで20日間の余裕があったため、最寄りの警察署窓口へと申請に。
そこでは予想外にも…、申請を断られてしまいました!!
理由をお知らせしますので、ぜひお役立てください…。
警察署窓口で国際免許(国外免許)の申請が出来なかった!理由は?
元々、埼玉県警のホームページには以下のような記載があります↓
交付
運転免許センター及び再交付・国外運転免許センターは、即日交付です。
各警察署(鴻巣署を除く。)は、後日交付です(約2週間後に交付します。)。
免許センターでは即日交付が出来る書類なので、各警察署での交付だと約2週間掛かるというのも、実際より多めの日数では?なんて感じていました。
その上さらに十分余裕のある「出国20日前」だったので、安心して警察署窓口に行ってみたのですが…。
田舎だと3週間?!県警ホームページには記載がないので要注意です!
警察署の国外免許受付窓口に到着し、ドイツが渡航先だと伝えると、例によってジュネーブ条約非加盟との注意がありました。
逆にこちらからは大使館ホームページの記載を伝えてみましたが、ご存じなさそうな様子でした。
続いて出国日の確認があったので20日後だと伝えると予想外の回答↓
運転免許センターなら即日交付が可能ですので、そちらへいらして下さい。
県警ホームページでは2週間の記載ですよね?どうして3週間必要なのですか?
郵送に時間が掛かるので3週間必要です。
日程的に非常にギリギリなので、そういった方には運転免許センターでの申請を案内しています。
間に合わなかったら諦めるので、間に合った場合のみ受け取るというのはダメですか?
大体このようなやり取りがありました。
地域によっては3週間必要というのは、県警ホームページに全く記載のない情報なので!
警察署で国外免許申請をお考えの方は、特に時間に余裕を持って申請しましょう…。
田舎だからというだけの理由で郵送に+1週間というのは…、さすがに未だに納得いってないんですけどね(苦笑)
関東圏、その他の県での国外免許申請の取り扱い
私が申請したのは埼玉県ですが、その他の県で3週間必要と書かれている県があるのか?
今回の件で興味が沸いたので、関東圏について調べてみました↓
都県 | 申請場所 | 所要日数 |
東京都 | 免許試験場3か所 | 記載なし(即日?) |
免許センター2か所 | ||
警察署3か所 | ||
神奈川県 | 各警察署 | 約2週間 |
免許センター | 即日 | |
千葉県 | 免許センター2か所 | 記載なし(即日?) |
群馬県 | 総合交通センター | 即日 |
各警察署 | 10日間 | |
栃木県 | 免許センター | 記載なし(即日?) |
茨城県 | 免許センター | 即日 |
各警察署 | 約3週間 |
想像していた以上に、各県バラついた対応となっているようです。
県内の各警察署で手続きが出来るというのは、関東では神奈川県、群馬県、茨城県、埼玉県のみなので、そもそも恵まれた環境だったんですねぇ…。
3週間に文句たれている場合ではなかったようです…(苦笑)
埼玉県と同様に、2週間と記載されている県の方は念のため注意しましょう…!
県内1か所の免許センターでしか申請できない栃木県の方が一番大変そうです。
取得は早めにスケジューリングしておきましょう!
関東各県の国外免許情報が記載されたページリンク集です↓
国外運転免許証取得手続(本人による申請) 警視庁 (tokyo.lg.jp)
神奈川県警察/国外(国際)運転免許証の申請手続について(本人による申請の場合) (pref.kanagawa.jp)
国外免許を取得される方 | 千葉県警察 (pref.chiba.jp)
免許関係Q&A – 群馬県警 – 群馬県ホームページ(県警本部) (pref.gunma.jp)
栃木県警察/国外運転免許証の手続き (tochigi.lg.jp)
4年ぶり2度目の国外免許申請の体験談。返却と写真の情報
バタバタと国外免許センターまで4年ぶり2度目の申請に出掛けた私。
2度目ならではの体験が「返却」と「写真」でありました。
国外免許の返却を前回忘れていた…。今回の申請は可能?
実は国外免許って、1年の有効期限内であっても帰国後に返納する必要があります。
うっかり返納を忘れていた私は、さらに当日持参することも忘れて申請に行ってしまいました…。
もし前回返納していない場合は交付不可!だったらどうしよう…と恐れていたのですが、あちらから尋ねられることもなく、助かりました。
同じような状況に置かれている方で、日程に余裕が全くなくてすぐに見つからない場合は、とりあえず今回の申請を優先してしまって良さそうです。
見つかり次第、すぐに最寄りの警察署へと返納しましょう!
写真の規定が変わった。パスポートサイズで非常に便利!
4年前の申請時とは、写真のサイズ規定が変更になっています。
以前はちょっと特殊なサイズで、街中のスピード写真機にないというハードルがあったのですが。
2023年現在はパスポートサイズと共通になっています!
この変更、非常に便利でした!!
パスポートを申請する際に写真を撮った方であれば、何枚か余る場合も多いですよね?
そのまま国外免許申請にも使えましたので、是非この余った写真は残しておきましょう!
ただし、申請前6か月以内に撮影したことを証明するために、写真代金の領収書が必要となります。
(スピード写真だと領収書と写真台紙が一体化している便利なものも多いようです)
まとめ 警察署での国外免許は目安期間よりも余裕を持って申請しましょう
以上、国外免許(国際免許)を警察署で申請し、断られてしまった体験よりお伝えしました!
ホームページに記載されている目安期間+1週間以上、しっかり余裕を持って申請して下さい!
どこにも載っていない情報ですので、私の様にうっかり落とし穴にハマってしまわないように行動してみて下さい!
むしろ私の様な二度手間になるぐらいならまだマシで、どうしても間に合わない!という事態になってしまっては、レンタカー旅行の成立に関わってしまいますしね…。
万全の準備を整えて、良い旅行にしてください!
ではー。