ドイツ旅行の準備

左ハンドル右側通行に慣れるイメージトレーニング公開。効果抜群で私考案のオリジナル。

アイキャッチ:左ハンドル・右側通行 マスターの極意

海外でレンタカーを運転するにあたって、いざ現地で借りてから障害となることは何でしょうか?

一番は『左ハンドル、右車線での運転』に慣れていないことです。

その他交通ルールの把握ももちろん大事なのですが、この「左ハンドル、右車線運転」を言葉だけで捉えていると、実際に乗り込んだあとで確実に面くらいます・・・。

今回は、実際に私が「左ハンドル、右車線運転」をスムーズに行うために最も効果があったイメージトレーニングについて、どういった内容で行ったかをまとめてみます!

そもそもご旅行先はどちらハンドル・車線通行ですか?ヨーロッパでもイギリスは日本と同じ左通行!

日本は右ハンドル・左車線ですが、それ以外の海外はすべて左ハンドル・右車線!・・・というわけでもありません。

代表的な旅行先について、どちらハンドルか記載してみます。

日本と同じ 左側通行の国

ヨーロッパ

イギリス、アイルランド、マルタ、キプロス

オセアニア

オーストラリア、ニュージーランド、フィジー

アジア、東南アジア

マカオ、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インド

日本と逆 右側通行の国

ヨーロッパ

ドイツ、フランス、スペイン・・・その他(上記左側通行の国以外すべて)

オセアニア

グアム、パラオなど

アジア、東南アジア

中国、台湾、韓国、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、モンゴル

・・・などなどその他、ほとんどの国が右側通行

右側通行に慣れるには、目を瞑って映像を頭に思い浮かべてみる!

ヨーロッパの中でも左側通行となる国が少しだけあることに注意が必要ですが、多くの場合は日本と異なる右側通行で運転することになります。

言葉だけで聞いていると、

ふーん、大変そうだね。ま、慣れるしかないよね。

で終わってしまいますし、実際私もその程度の感覚で現地にいってしまいました。

ところが言葉で聞いているのと、実際車を動かしてみようとするのとでは、本当に全然違います・・・!

会社でドイツ赴任経験のある同期のアドバイスに従ってAT車をレンタルしていましたが、これMT車だったら初日に事故ってたかもしれません。

いやいやイケるでしょ!って思っている方は、今から目を瞑って以下を想像してみて下さい。

目を瞑って想像する内容はこちら!瞬間的に正しい姿がイメージ出来るまで繰り返しトレーニングしよう!

  1. 片側1車線の一直線の道路を想像し、運転席から見える景色をイメージしてみて下さい。
  2. フロントガラスのどちら側に座っているか、正しくイメージ出来ていますか?
  3. 左右のサイドミラーまでの距離感、正しくイメージ出来ていますか?
  4. 車のどちら側にセンターラインがあるか、正しくイメージ出来てますか?
  5. 次は右折する際を想像し、運転席から見える景色をイメージしてみて下さい。
  6. 右折後に手前と奥、どちらの車線に入るか、正しくイメージ出来ていますか?
  7. 右折先が片側2車線でも正しい車線に入れますか?
  8. 次は同様に左折する際を想像し、運転席から見える景色をイメージです。
  9. 左折後に手前と奥、どちらの車線に入るか、正しくイメージ出来ていますか?
  10. 左折先が片側2車線でも正しい車線に入れますか?
  11. 最後にセンターラインのない道路でほぼ中央を走行している景色をイメージして下さい
  12. 奥から対向車が中央に来ましたのでどちらかに避けましょう。左右どちらに避けるか正しくイメージ出来ていますか?
レンタカー左ハンドルのレンタカー

 

それぞれ答えは言うまでもないですが、目を閉じて瞬間的に想像してみた時でも正しくイメージが出来るようになるまで、繰り返しイメージトレーニングをしてみましょう。

私は特に準備しないまま、初日の運転を開始。

空港からホテルまで、ほんの短時間の運転で地獄を見ました・・・。

何もかもが感覚と合わない!運転しながらふわっふわ!!

ほんとに地獄の緊張感だったのは同乗者だったかもしれませんが(笑)

うっかりいきなりアウトバーン乗りましたしね(笑)

イメージした内容は、初日の晩に追い込まれた私が必死に考案したオリジナルです。

これを滞在1日目の晩と2日目の早朝の運転前までにひたすら繰り返しました。

すると2日目の運転は驚くほどスムーズに!

まだ右左折の際は、「奥、奥!」とか「手前、手前!」とか、実際に声に出して自分に言い聞かせながらでしたが・・・。

それでもめちゃくちゃ改善することが出来ました。

一度地獄を見た同乗者も口を揃えていますし、間違いないでしょう(笑)

交通ルール、標識の勉強もしておきましょう

何より上記のイメージトレーニングが大事ですが、一方で現地の交通ルールや標識の勉強もしておきましょう。

・・・余裕がなければ最悪、これは同乗者に学んでおいてもらう手もあります(笑)

そもそも標識を見ている余裕もないほど、慣れない運転操作にいっぱいいっぱいかもしれませんので・・・。

重要な標識・ルールから学んでおくと良いです。

ちなみに一番大事な「停まれ」や「信号」はドイツでも一緒でした。

  • 一方通行、通行止め
  • 駐車禁止
  • 駐車場の種類(時間制とか)
  • ラウンドアバウトの入り方、出方
  • 高速道路の標識
  • 高速道路の入り方、出方
  • 郊外一般道路の標準速度制限
  • 街中一般道路の標準速度制限

速度制限については、レンタカーのナビが新しければ、ナビ画面に表示していることもあります。

えっ!ココ100km制限なの?!みたいな箇所ありました(笑)

速度無制限で有名なアウトバーンでは実は工事中の個所も多く、そういった箇所は速度制限があります。

現地のタクシードライバーが使用していたGPS+リアルタイムで速度制限を知らせてくれるアプリを探して入れてみるのも効果的と思います。

もちろん、時間の許す限りルールを網羅して勉強しておく方が安心なのは言うまでもありません。

まとめ 最初は緊張する運転も、慣れれば快適です!

イメージトレーニングは画期的に効果がありましたので、是非是非真似してみて下さい!

何もなしでいきなりイメージなんてつかないよ・・・』という方は、時間に余裕をもって現地に到着し、実際にレンタカーの運転席に乗り込んでからの方がイメージしやすいです。

すぐにでも観光に出発したいのは山々ですが、同乗者にも事情を説明して待ってもらい、じっくりその場でイメージトレーニングをして、正しくイメージ出来るようにしてから発進すると良いです!

同乗者にとっては、待ったとしてもよっぽど幸せかもしれません(笑)

強引にでも慣れてしまえばあとはこっちのもの。

安心・安全、快適で最高なレンタカー旅行を満喫してください!

では!