旅日記前書き
<旅日記>のカテゴリでは、実際に私がドイツをレンタカー旅行した際につけていた日記を、現地で撮影した写真と共に紹介していきます。
別途移動ルート・観光内容をまとめた記事を作成しております。
合わせてご確認頂くことで、当日の旅程に対する余裕度・充実度などを感じ取って頂き、皆様の旅の計画のご参考にして頂ければと思います。
なお日記の時系列はそのまま活かしております。
皆様の旅に活かして頂けそうなポイント「だけ」をご覧になりたい場合は、目次より「まとめ」に飛んで頂きご参照下さい。
移動ルート・観光内容をまとめた記事はこちらです
私たちがドイツで実際に走行したルート、走行時間、慌ただしさを報告します!計画の参考にどうぞ!|初めてのドイツフランスレンタカー旅行体験談 (europe-drive.com)
2019/8/17 フュッセン~レンタカートラブル⑦
ここまでの経緯は別記事参照ください。(記事①はこちら、記事②はこちら、記事③はこちら、記事④はこちら、記事⑤はこちら、記事⑥はこちら)
シュトゥットガルト空港から親切タクシーで一路フランクフルトへ
200kmの道のりなので、出発前にトイレに向かう。
遅い時間にすみません、というとノープロブレムとのこと。
絶対そんなことないと思うけど。。。
22時ごろ、シュトゥットガルト空港を再出発。
タクシーメーターは一応回すけど、関係なく400eurでOKとのこと。
ドイツ語で何と言っているか分からずポケトークを使ってみるも、wi-fiが切れていたためか意味不明な訳だった。
ドイツ語を学習している長男がおそらくこういうことだと思う、と翻訳してくれた。
ここ数日の運転で、ちょこちょこ変わる制限速度への対応が大変だなあと思っていたのだが、タクシードライバーが運転中にスマホで起動しているアプリは、走行している区間の制限速度や工事中の区間などを音と表示で知らせてくれるもののようだ。
これは便利かも。
アプリの大きな音がするたびに、後ろで目覚めたりしているのを感じとったのか、消音に切替えたりと細かな気遣いを感じる。
近づくフランクフルトと初の夜間走行
雨のアウトバーンを、120~170kmで走行していく。さすが・・・。
都会が近づくにつれ、夜景が綺麗なポイントもいくつかあった。
巨大な立駐で、一つ一つの駐車スペースに緑の明かりがあったのが印象に残っている。
到着10㎞前の地点で、ガソリンランプが点灯、タクシードライバーは小さくジーザス・・・とつぶやいていた。
奇跡の積み重ねでフランクフルト到着!助けて頂いたすべての人へ感謝で一杯
0時5分ごろ、ついにフランクフルトで予約していた宿に到着!たまたま24時間チェックイン可能な大手シティホテルにしてあって、良かった。
今日私達に関わってくれた人々の、何かが一つ掛け違っていたら、今日ここに無事にたどり着くことはなかったかもしれない。
感謝の気持ちとチップを渡してタクシードライバーと別れる。
自分の知識の中での最大限の感謝の言葉が「サンキューソーマッチ」でしかなくて歯痒い。
これしか知らないが、安っぽい言い回しではなかろうか。
日本語ならもっと言い様があったのに・・・。
将来いつか、ADACのアンチャンとこのタクシードライバーには、なんとかして感謝の気持ちを伝えられないかなあ、と思う。
おかげさまでその後、大きな変更もなく旅行が続けられて、家族皆の大切な思い出になったことを報告出来ればな・・・と。
ADACのアンチャンにはチップも渡せていないので、なおさらだ。
あの夜、タクシードライバーが無事に給油出来て帰れたのかも気になる・・・。
日付が変わって日曜日の夜、ガソリンスタンドはどこもやってなかったんじゃないだろうか・・・。
フランフクルトの宿でようやく緊張が解かれる
当日予約していたのは大手シティホテルだったが、窓口担当は一人は英語を話せず、もう一人は発音に独特のクセのようなものがあって、何を言っているのか良く分からなかった。
エレベーターはカードキー式だったがその説明もなかったし、wiーfiに関しても特に説明がなかった。
部屋に着いてようやく朝食のパン以来の食べ物としておやつを多少食べる。
昨晩フュッセン宿で焼いたケーキが活躍。
そのまま入浴をすることもなく寝てしまった。
家族全員が疲れ切っていたが、無事に到着出来て本当に良かった。
故障した日程としても、ライン川下りはそこまで期待していたわけでもなかったし、当日の予定自体は変更になってもさほど痛くはなかった。
最低限、翌日のフランス行きの特急には絶対間に合っておく必要があったが、こうしてフランクフルトにさえ着いていれば何の問題もない。
もし故障した当日が土曜日でなかったらここまで苦労することがなかったのかもしれない。
とはいえ旅の他のどの日程で故障していたとしても、より残念なことになっていただろうから・・・、替えが効かないのだ。
とにかく不幸中の幸いと人の親切心に本当に助けられて、自分のいくつかの準備不足が露呈した経験でもあった。
まとめ
トラブルの1日は非常に長くなりそうな上に写真も撮れてなく文章オンリーなので、記事を分割してお送りしました。
今回は、親切なタクシードライバーにより無事フランクフルト到着、まででしたね。
役に立つ体験ポイントとしては、以下でしょうか。
- アウトバーン運転に便利なアプリ(現地語しかないかも)
- いざという時の現金の存在感は大きい。すぐ渡せる400eurがあって助かった
- 色々な方の親切心に助けられた
全編で1万字超の長文でしたが、お読みいただきありがとうございました。
このトラブルはなんと帰国後にも引っ張るのですが、それはまた別の機会に・・・。
記事に写真がなく寂しいので、当日の写真ではないですが、未掲載写真を載せておきます。ヴィース教会別アングルです。見事にたっぷりロココ調。