旅日記前書き
<旅日記>のカテゴリでは、実際に私がドイツをレンタカー旅行した際につけていた日記を、現地で撮影した写真と共に紹介していきます。
別途移動ルート・観光内容をまとめた記事を作成しております。
合わせてご確認頂くことで、当日の旅程に対する余裕度・充実度などを感じ取って頂き、皆様の旅の計画のご参考にして頂ければと思います。
なお日記の時系列はそのまま活かしております。
皆様の旅に活かして頂けそうなポイント「だけ」をご覧になりたい場合は、目次より「まとめ」に飛んで頂きご参照下さい。
移動ルート・観光内容をまとめた記事はこちらです
私たちがドイツで実際に走行したルート、走行時間、慌ただしさを報告します!計画の参考にどうぞ!|初めてのドイツフランスレンタカー旅行体験談 (europe-drive.com)
2019/8/17 フュッセン~レンタカートラブル⑥
ここまでの経緯は別記事参照ください。(記事①はこちら、記事②はこちら、記事③はこちら、記事④はこちら、記事⑤はこちら)
トラブル悪化・長期化の分岐点⑦タクシー運転手の対応
でかい荷物で足が圧迫されて感覚がなくなってからしばらく経った頃、タクシーはシュトゥットガルト空港へと到着した。
タクシーのおじさんは、ここで適当に降ろしてしまうことはせずに、ターミナルはいくつなのか?と聞いてくれた。
Hertzレンタカー窓口に行きたいと伝えると、最寄りの場所で降ろそうとしてくれているようだ。
おじさんはスマホで場所を調べてみたり、空港周りの道路を周回しながら、路上でたむろしているほかのタクシードライバーに声を掛け、場所を聞いてみたりしてくれたりしている。
途中、空港パーキングに一旦入って通過することでショートカットしようとしたようだが、前に恐ろしく遅い車がいたためか、結局駐車料金が発生してしまって、ゲートがあかなくなったりしていた。
どこかへ電話を掛けてみたりもしてくれていた。
ドイツ語だったようで何を話していたかは良く分からず・・・。
最終的に、最初に横付けしてくれていた場所付近にタクシーは停車した。
ここの一階だよ、と教えてくれた。
先ほどADACのアンチャンに教えられた通り、Hertzに請求するための領収書をもらう。
降りる準備を整えていると、なんとわざわざHertz窓口まで一緒に来てくれるというおじさんからの申し出が。(おそらく・・・、この後の展開を予期して、親切心からだと思われる)
シュトゥットガルト空港のHertzカウンターとAVISカウンターのハンサムマン
こうしてシュトゥットガルト空港のHertz窓口前に到着したのは21時40分ごろだ。
うすうす気づいてはいながらも、いやいや・・・ADACからの代車手配連絡もあったはずだしな・・・、と少しだけ希望を抱いていたのだが。
営業時間は21時までで当然のように閉まっており、すでにHertz窓口はバックヤードも含めて人の気配が全然なかった・・・。
たまたま隣のAVISには窓口担当者が一人残っていた。
タクシードライバーがその担当者を捕まえて、何か話してくれている。
タクシードライバーは英語が得意ではないので、どうやら現在の状況説明を私たちに英語でしてくれるように、AVISの担当者に依頼してくれたようだ。
AVISハンサムマンとタクシードライバーと私で相談
そのAVISさんの英語説明を聞いてみても、Hertzは21時までだから明日の朝まで連絡取れないよ、の一言で終わる。
でもエンジントラブルがあって、代わりの代車を数時間前に予約しているはずなのに…?と言おうが、回答は変わらない。
今度はこちらから、タクシードライバーへの通訳をAVISさんにしてくれるようにお願いしてみる。
と言いながらも聞いてくれる。
400eurだそうだ。約5万円、やっぱたけーなあ・・・。
と今度はAVISさんに聞いてみるが、
と言われる。
現時点では結局、タクシーが一番安くて現実的な手段じゃないかな
とのこと。
ヒラメキで同業者に教えて頂いたこと。皆さんに感謝!!
ここで、非常に申し訳ない質問を思いついたのでしてみる。
と聞いてみた。答えは、
だそうだ。光が見えてきたぞ!
今度は、フランクフルトまでタクシーで行ってもらえるかを、AVISさんからタクシードライバーへと通訳してもらう。
途中で住所は?と聞かれたので、ホテルの予約票を出して説明してもらう。
なんと、行ってくれるそうだ!
本来は全然関係なかったのに協力してくれたAVISの窓口担当者へとお礼を告げ、次はAVISを絶対使うよ!!と去り際に言うとニヤッと笑っていた。イケメンでした。(宣伝)
200kmの道のりなので、出発前にトイレに向かう。
タクシードライバーに遅い時間にすみません・・・、というとノープロブレムとのこと。
絶対そんなことないと思うけど。。。
まとめ
トラブルの1日は非常に長い上に写真も撮れてなく文章オンリーなので、分割しています。
今回は、シュトゥットガルト空港到着~Hertzに絶望AVISの救いの手~親切なタクシードライバー、まででしたね。
次回が最終回になります。長い1日でした。
役に立つ体験ポイントとしては、以下でしょうか。
- タクシードライバーさんが親切すぎる
- 予約があってもトラブル代車手配でも、やはり営業時間キッチリHertz
- AVISの受付、超男前
- トラブル遭遇時は現金に余裕があって助かった。大活躍。
トラブル悪化・長期化の分岐点⑦はタクシードライバーの機転でした。
もしこれがなかっただけでも、AVISさんに色々教えて貰えることもなかったし、最悪空港野宿もありえた。
タクシー移動を思いつかなかっただろうし、仮に思いついていてもタクシーってボッタくられるイメージがあったので、ADAC経由手配のこのオジサン以外で200㎞移動しようとはしなかったと思います。
どの道、到着できなかったかと・・・。
長文お読みいただきありがとうございました。
この日の続編はこちらになります。(記事はこちら)
記事に写真がなく寂しいので、当日の写真ではないですが、未掲載写真を載せておきます。ノイシュバンシュタイン城が見える橋からの別アングルです。非常に絶景ポイントだけど、実は高くて怖いんです・・・。