旅日記前書き
<旅日記>のカテゴリでは、実際に私がドイツをレンタカー旅行した際につけていた日記を、現地で撮影した写真と共に紹介していきます。
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合わせてご確認頂くことで、当日の旅程に対する余裕度・充実度などを感じ取って頂き、皆様の旅の計画のご参考にして頂ければと思います。
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移動ルート・観光内容をまとめた記事はこちらです
私たちがドイツで実際に走行したルート、走行時間、慌ただしさを報告します!計画の参考にどうぞ!|初めてのドイツフランスレンタカー旅行体験談 (europe-drive.com)
2019/8/17 フュッセン~レンタカートラブル②
初回分は別記事です。(記事はこちら)
最寄りHertz店舗にエンジン息も絶え絶え到着してみるとそこにはポツンと端末が
山道の上りで何度もエンジンが止まりそうになり肝を冷やしながらも、体感ではエンジン虫の息でギリギリの状態で、最寄りのHertzとして示されたジンデルフィンゲンIKEA駐車場に到着した。
足早にIKEA店内に入ってHertz店舗を探すが・・・、見つからない。
IKEA店員さんに質問すると、大型商品を購入後に自宅に自力で運ぶための軽トラが数台あるだけで、貸し出しも端末がおいてあるのみで店舗はなく無人とのこと・・・。
ならば・・・と固定電話を貸してくれないか?とお願いするがNoとの返事。
では近くに公衆電話がないかと聞いてみると伝わっていないのか近くで見たことがないのか?いまいち反応がない。
トラブル悪化・長期化の分岐点⑤営業時間外に日本的な対応を期待してしまった
仕方がないのでまたGoogleで調べて、その地点から最寄りだった隣町のHertzに向かうことにした。
こちらは有人店舗のようだ。
しかし当日は土曜日。
ネット情報ではすでに午前中のみの営業で閉店してしまっているような情報が出ているが、まだ店員が残っているかもしれないと考え、ダメ元ながら向かってみることに。
クルマは再度エンジンが掛かるとは思えなかったのと、先ほどのIKEAの女性店員に聞くと、そこなら3ブロック程で歩いていけるよ!とのこと。
歩き始めてみると、実際には「隣町との境」までは3ブロックだったが、「隣町のHertz」までは3kmちょっとあった・・・。
小1時間程かけて家族6人で歩き、到着してみたがやはり無情にもClose。
店内を覗いたりドアを叩いてみても、すでに人の気配は全くなかった・・・。
色々頼れる先を探す・・・。時間も押してきたのでスマホ直接発信でも国際電話でもどんどん掛けてみる!
ここに到着する道すがらで思いついた行動として、スマホにてクレジットカード会社のなんでもお助けデスクに国際電話をかけてみた。
もう国際電話が高額とか言っていられない状態だ。
結局、営業中Hertz店舗の電話番号を調べてくれる程度で、それは自力でも出来たことなので、あまり力にはなってもらえなかった。
(航空会社系のカードならいけますかね?未確認です)
Hertz日本へとヘルプを求められないか?と思い付いたが、すでに日本は土曜日の夜となり、営業時間外になっていた・・・。
このあたりで現地14時ごろだった。
今度はIKEAに引き返す道すがら、土曜の午後も営業しているHertz店舗を調べ、シュトゥットガルト空港店に電話してみると、呼び出し音は流れるものの誰も出ない。
Hertzのフランクフルト空港店に電話してみると、店員が出てくれたが、事情を説明して助けを求めるもエマージェンシーロードサイドアシスタンスに電話することがオンリーウェイだ!、と言われて切られてしまう・・・。
トラブル悪化・長期化の分岐点⑥ここで言い放たれたオンリーウェイの呪縛から逃れられなかった
実は最大の長期化要因となったのが、この「オンリーウェイ呪縛」だったりします。
ようやくつかみかけた一筋のクモの糸でしたが『オンリーウェイなんだから、そっち当たれ!』と叩き落されたことで、そのエマージェンシーロードサービスに電話することしか考えられなくなっていました・・・。
今にして思うと、おそらくフランチャイズ式というか、横の店舗間つながりや店舗とエマージェンシー部門とのつながりは希薄なんだろうなと思います。
そういう対応は自部門じゃないから、と終わりにしてしまうし、単純に厄介なんでしょうね・・・。
とはいえさすがに目の前に行けば対応してくれていたはず。
私も拙い英語だけでなくジェスチャーでもっと伝えられたでしょうし。
スマホからだと掛けられないエマージェンシー。謎番号に掛けるも・・・
オンリーウェイと言われても、エマージェンシーロードサイドアシスタンスへは私の携帯からだと発信すらできない。(固定電話オンリー)
エマージェンシーロードアシスタンスか不明ながら、海外の携帯からはこちらと併記されていた番号にひたすらかけ続けてみる。
30分くらいお待ちくださいの英語音声ガイダンスを聞き続けた後、急に音声が切り替わって、なぜかドイツ語オンリー?のガイダンスになり、まるで分からない・・・。
途中で「ツヴァイ」と言っていることだけ聞き取れたので、番号を押せということなのかと推測し、試しに1をプッシュしてみると、さらに10分ほど待たされ、ついに繋がった!
「ハロー」ではない何語かの挨拶から始まった。
下手な英語でなんとかコミュニケーションを試みるが、今どこにいるの?ドイツにいるならこの番号じゃないよ?といわれているっぽい。
エマージェンシーロードサイドアシスタンスの電話を案内されて切られてしまう。
ここでさらに呪縛に掛かる。
イヤイヤ、だからそれ携帯からだと掛けられないんだってば・・・。
IKEA近くまで戻ってきたところで、ホームセンターを見つけた。
先ほどIKEAでは固定電話を貸してくれなかったので、このホームセンターで電話を貸して頂けないかと交渉してみると、借りることが出来た。
もう、エマージェンシーロードサイドアシスタンスに固定電話で掛け続けるのがオンリーウェイだと2度も言われているので、これがつながらなければ警察に駆け込むしかないかも・・・。
しかも固定電話でしか掛からないというなら、もはやこの方法、このホームセンターで掛け続けるしかない。
ここ以外で借りれるところがあるかも分からない。
これが最終手段、最後の望みと腹を決めて、長い保留音声をずーーーーっと聞き続けていく・・・。
まとめ
トラブルの1日は非常に長くなりそうな上に写真もないので、記事を分割しています。
今回は最寄りのHertz到着~Hertzハシゴ~ホームセンター到着まででしたね。
役に立つ体験ポイントとしては、以下でしょうか。
- Google マップでは高低差を考慮に入れ忘れ注意
- Hertz店舗の営業形態はGoogle マップで最寄り検索は不正解
- Hertzホームページなどでしっかり営業内容検索すべき
- クレジットカードお助けデスクの強み把握しておくと良いかも
- (ANAなど航空会社系なら、結果は違っていたかも?)
- 翻訳機を持っていても肝心な時にはスピード感が必要でうまく使えなかった
ここまでに出てきたトラブル悪化・長期化の分岐点は以下です。
- 準備していた通話アプリで電話発信が出来ない!
- 当日は土曜日で基本休業日。
- 大トラブル発生時の対応を想定し、最悪自己対処して良いか把握してなかった
- Hertzには小型~大型店舗、土曜営業店舗があることを把握していなかった
- 営業時間外に日本的な対応を期待してしまった
- 言い放たれたオンリーウェイの呪縛から逃れられなかった(最大要因)
④でミスった後遺症として、隣町Hertzに最初から車で向かっていればなんとか間に合っていたかもしれません。
⑤ではダメモトとはいえ、店舗に人が残っているかも?と期待して往復時間を無駄にしています。英会話能力の低さも合わさり7kmも徒歩する羽目に。
⑥がもう・・・ダメオシでした。完全に判断能力を失い、ただひたすらに電話を掛け続けることになる私・・・。
長文お読みいただきありがとうございました。
この日の続編はこちらになります。(記事はこちら)
写真がなく記事が寂しいので、当日のものではないですが、未掲載だった写真を載せておきます。ドレスデン街中の屋根の上に彫刻が立ち並ぶ建物です。