レンタカー体験談

<旅日記> 2019/8/14 ビュルツブルグ観光~ローテンブルグ移動

旅日記前書き

<旅日記>のカテゴリでは、実際に私がドイツをレンタカー旅行した際につけていた日記を、現地で撮影した写真と共に紹介していきます。

別途移動ルート・観光内容をまとめた記事を作成しております。

合わせてご確認頂くことで、当日の旅程に対する余裕度・充実度などを感じ取って頂き、皆様の旅の計画のご参考にして頂ければと思います。

なお日記の時系列はそのまま活かしております。

皆様の旅に活かして頂けそうなポイント「だけ」をご覧になりたい場合は、目次より「まとめ」に飛んで頂きご参照下さい。

2019/8/12 ビュルツブルグ観光~ローテンブルグ移動

2日目の朝食もバイキング

7時より宿「フィッシュツーフト」で朝食バイキング。

1泊目より種類は少ないが、以下のような品揃えだった。

  • ドイツパン
  • ケーキ
  • スクランブルエッグ
  • チーズ
  • ハム
  • 種類豊富なカットフルーツ
  • シリアル
  • ヨーグルト

コーヒーは日本のドリンクバー式。

ドイツバイキング朝食2泊目ドイツバイキング朝食2泊目

 

ハズレのない朝食だったが、私が選ばなかった生ソーセージやチーズの一部では家族の口に合わないものもあった模様だ。

なんでも美味しいドイツですが、やはり異国人の口には合わないものも中にはそりゃありますよねぇ。

娘用にドリンクバーで牛乳を選択したところ、かなり大きなコップに大量に出てきてびっくりした。

チェックアウトし本日の観光レジデンツへ!

宿では自転車をレンタルして観光も出来るようだったが、一応のぞいてみると大きなサイズばかりで小学生に合うものはなさそうだったので断念

9時にチェックアウトし車で出発すると、十数分でレジデンツへ到着した。

宿出発時とレジデンツに到着してすぐは雨がちらついたが、ほどなくやんだ。

非常に広大な敷地すぎて入口がわからず

出口方面へ逆走して引き返したりツアー集団に紛れてついて庭に入ってみたが、何か違うな・・・と戻ってきたりしながら、正面入り口を見つけた。

中央にあった像は修復中のようだった。

下記写真の位置から真っすぐ歩いていくだけだった。

壮大なレジデンツ壮大なレジデンツ

 

入場して入館料を支払う。

65歳以上は割引も効き大人4人で29.5eur。子供は18歳まで無料だった。

現金を出してしまった後でカード読み取り機があったことに気付いたが、そのまま現金払いした。

レジデンツもカード払い可能でした

すぐにロッカー方面を案内された。「すべての」荷物を預ける必要があると言われた・・・と思う。

財布、パスポート、スマホだけポケットに移動した。

周りにいた欧州の方(少なくとも英語の聞き間違いはしてないであろう方達)でも、若干対応が分かれていた。

  • 財布と携帯だけ裸でもって入る人
  • 小さいカバンはそのまま持って入る人

私のカバンも同等の小さいサイズではあったので持ち込んでみても良かったが、「All」と言われた気がするし・・・と素直に従って置いておくことにした。

世界遺産レジデンツ内部。とにかく見事な天井画をじっくりと贅沢に鑑賞。

レジデンツ内部は、1Fの広間からの側室の天井画、2階へと続く階段上部の広大な天井画がとにかく見事だった。

高い天井を夢中でずっと見上げていると、結構体勢がきつくなる。

広間壁沿いの椅子に座ってぼーっと眺めたりしつつじっくり堪能した。

世界遺産のはずだが、あたりには5人くらいしかいないので贅沢な時間が流れていた。

写真を撮って注意される人、注意をいなしたあとでさらに写真を撮り続ける人。

2階にも大きな天井画フロアが3フロアほど。その後も小部屋が30部屋ぐらい?大量にある。

小部屋を巡っているうちに、窓からちょうど自分たちが駐車した駐車場が見えた。

かなり台数が増えてきたな・・・と思っていたら、一周しスタート位置に戻ってくるころには先ほどじっくり堪能できた階段広間にはかなりの人数が押しかけて来ていた

朝のあの雰囲気でじっくりと鑑賞できたのは、非常に貴重な経験だったんだなあ・・・と実感。

どうも、最終地点がお土産屋さんになる順路もあったようだが順路を見落としたようで、試しに逆流してみたものの、扉がロックされていた。

ちょうど通りかかった中国人ツアー客の一人にそっちは順路じゃないと注意される。

すでにかなり疲れていたので、そちらの順路を探索することはあきらめた。

帰りにロッカーとトイレに寄ったが、『使用禁止』とでかでかと張り紙された扉があった。

見たまま日本語でですよ?日本人向け一択なのはなぜなのか・・・?

あまりの違和感に撮影したかったが、先ほどの見事な天井画を撮らずに我慢しているのに、トイレの個室を撮って注意されたくはなく諦めた・・・。

出口に向かうと、朝駐車場から迷ってい地点に出た。やはり出口に向けて逆流していたようだ。

駐車場の車に一旦立ち寄って小休憩と水分補給。

朝から正味2時間ほどの鑑賞だったが、鑑賞体勢以上にきらびやかな装飾にあてられたのか、頭がぼーっとして疲れている。

レジデンツ観光後は街へと探索に。大聖堂で疲れを癒す

休憩後は町の方へと歩いて向かった。

教会かな?と入ってみたら大聖堂でそのまま見て回っていると、現地のガイドさんが、これから「5分後に」パイプオルガンの演奏があると教えてくれた。

ビュルツブルグの大聖堂疲れを癒した大聖堂

 

まだレジデンツでの疲れもだいぶ引きずっていたので、椅子に座って休憩しながら演奏を待つことにした。

5分後と聞きとって待っていたが、実際にはそれから20分後の「12時5分」から開始だった。

12時の5分後という表現だったのかも?

予定より長い休憩タイムとなったが待っている間にうたた寝。

開始された演奏は壮大で、間にマリア様がナントカカントカ・・・というドイツ語の朗読が長めにあり、2曲目開始。

2曲目が終わったところで、エンドレスに話が続いてしまうかなと席を立ったが、今度は短い話の後、拍手して終わりだった。

大聖堂後部のパイプオルガン大聖堂後部のパイプオルガン

 

大聖堂を出たところで、子供たちからトイレに行きたいと言われる。

公衆トイレの看板を見つけて辿っていく。0.5eurのようだったが、ちょうど近くにいた係の人が、子供はフリーでいいよと入れてくれた。

大人はまだ大丈夫だったので、子供だけ行かせた。

大広場のソーセージスタンドでは日本人の気配

その後は地球の歩き方に掲載されていた大広間のソーセージスタンドに向かうが、残念ながら店休日だった。

「あー、休みみたいだわ」と日本語が聞こえてきたので、同じ狙いの日本人が付近にいたようだ。

広間にはその店以外にも色々な店が出ていて、別のソーセージ屋さんでカレー味のソーセージをパンにはさんで食べるものなどを購入。

少なめに購入してシェアして食べた。

ドイツのソーセージドイツと言えば!のソーセージ

要塞へ向かう途中で購入したボールペンでよくある話。

その後はもう一つの観光スポットである要塞方面に徒歩で向かってみる。

途中で町の文房具屋さんに立ち寄り、蛍光ペンとボールペンをお土産に購入した。

購入後ボールペンをよく見ると・・・、Made in JAPANの罠が・・・。

少し歩いて要塞が見渡せる橋までたどり着いたが、まだかなりの距離がありそうだ。

要塞への傾斜も考えると、さらに30分以上はかかりそうな気配。

皆の疲れからしても難しそうなので、断念して遠くから写真だけ撮り駐車場へ引き返すこととした。

ビュルツブルグ要塞断念した要塞。ここからまだまだ歩きそう。

 

駐車場に着くまでにトイレを探したが見つからず、駐車場についてから案内図でトイレを探して向かった。こちらは無料の公衆トイレだった。

トイレを出たところにロマンチック街道の起点の看板があって思わず写真に収めたが、厳密にこの看板が起点というよりは、この町全体がそうですという意味合いの看板だったのかもしれない。

ロマンティック街道の起点看板ロマンティック街道の起点(?)看板

 

朝に間違えて入ったレジデンツの庭の別入口があったので、折角なので庭経由で駐車場へと向かう。この庭もかなり見事で広大だった。

レジデンツの見事な庭園レジデンツの見事な庭園

駐車料金支払い時にまた人の好いドイツのオジサンに出会う

駐車料金を支払うために機械へ向かい、カード払いが出来るようなのでカードを入れてみると、エラーっぽい表示が。

仕方ないか・・・とカードを抜こうとすると、ロックされて抜けない!

四苦八苦していると、後ろに並んでいたおじさんがドイツ語で話しかけてくれ、途中で英語も少し使って「変だねぇ・・・?」と一緒に困ってくれた。

結局そのおじさんがカードを少し持ち上げつつグイッと引っ張り抜いてくれた。

お礼を言って無事に現金払いして出庫。

翌日は祝日なので観光前倒しをしておくことに!ローテンブルクへ出発!

翌日は祝日。

ドイツ赴任中の同期社員
ドイツ赴任中の同期社員
祝日のドイツはお店はガソリンスタンドとレストランぐらいしか営業しない

と赴任中の同期から情報を得ていたので、早めに翌日の目的地ローテンブルグへと移動してしまうことにした。

15時に出発。

途中で通行止めのような標識があった。迷った挙句に迂回しておいた。

後にして思うと”通行止めのような”標識を撮影しておいて、答え合わせしてみたかった。

小さな町をいくつか走り抜けながら16時ぐらいにはローテンブルクの入り口に到着。

ローテンブルク内の運転はこの旅一番のハードモード!

このローテンブルク内の運転はかなり大変。

  • 狭い道に歩行者天国状態で大量の人
  • 車両通行禁止の路地も多い
  • すれ違う相手も大きな車両
  • ナビがあやふやになる

まして大きな車で通行するのは非常に大変で、もうコレ絶対擦るじゃん!と諦めが入るなど必死だった。(擦らなかった)

ナビがあやふやで宿に到着できず、一旦街の外まで退避して路肩の駐車場に駐車

30分だけパークチケットを購入し、そこから歩いて直接宿へと向かう。

フロントで事情を説明すると、紙の地図で正しい迂回路を詳しく丁寧に教えてくれた。

やはりかなり迂回して回ってこなければならないのは確かなようだった。こりゃナビだけじゃ無理だわ。

車に戻り頂いた地図をもとにゆーっくりと進行し、無事到着することができた。

途中、1回目のトライで通っていた見覚えのある道はかなりあったが、説明なしですんなり正解の道を選ぶのはかなり難易度の高い迷路

人が多いことでGPSも乱れ気味になっているようでなおさら難易度アップ

ローテンブルクのホテルマルクストゥルムローテンブルクのホテルマルクストゥルムは、帰国後よくテレビで見かける

 

宿のフロント女性は日本びいき?ゆったりと過ごせた有名ホテルマルクストゥルム

改めて宿に到着すると、先ほど道を教えて頂いた方とは別の女性がチェックインを担当してくれた。

宿帳に数字を記入していると、この女性が「ニジュウイチ…」と読んでいた。

あ、日本語ですね!と話をすると、5か月ほど日本にいたことがあり、多少の日本語、数字は発音出来るそうだ。

宿の前に駐車してから車のカギを預けると、そこから数百メートル先の駐車場までは従業員が移動してくれるとの事だった。迷路だしね・・・。

部屋は6人が泊まれる大きな部屋で、中央のシャワー室を取り囲んでぐるりと一周できる造り。

ツインベッド、ソファーダブルベッド、キングベッドが置かれている。

キングベッドの部屋にはバスタブがそのままドンとおかれていたが、どういう状況だとこのまま入浴できるのかはよくわからなかった。

いざローテンブルク観光前倒し!日本人ファンの多い街でクリスマス土産と名物お菓子シュネーバル

翌日に店が閉まってしまうかもしれないこともあり17時ぐらいに宿を出発し、前倒しで街中を観光してみる。クリスマス商品が大量にある店へ。

ローテンブルクの街並みでは、日本を感じる機会が多い。

  • 日本語で書かれた看板が出ている店があった
  • 店の前で客引きをしている人の一部が日本人
  • 観光客自体も体感で3割ぐらいは日本人

ローテンブルクは、観光先としても移住しての勤務先としても、日本でかなり人気の高い街のようだ。(私、知りませんでした・・・)

お目当てのクリスマス店でも店員さんの一人は日本人だった。

自宅用のお土産を49.2eurで購入すると、会計はその日本女性が担当してくれ、免税手続き用の書類や、日本語でやり方の書かれた書類などを頂けた。ありがたい。

今回の会計分を実施すると3eur返金されるらしい。

次に「シュネーバル」を探して街を探索。

シュネーバル専門店を見つけたところで、店先で有名なシュネーバル店をネット検索してみると、まさにその店が一番トップに検索される店だった。

ミニサイズを6種類全部購入して、街中のベンチで食べた。

お店は18時で閉まってしまうところも多い。ぶらぶらしつつホテルへと戻る。

夕食で雰囲気注文によるサラダの洗礼

19時ぐらいからホテルのレストランで食事。

声を掛けてから数十分ほどオーダーを取りに来てくれなかったりしたが、オーダーしてみると割と早く飲み物も料理も運んできてくれた。

適当に頼んだところメイン料理とパンと大量のサラダが3皿も。

サラダの1皿は断念させて頂いた・・・。

部屋に戻ったのは21時頃だった。

まとめ

3日目の日記はここまでです。

役に立つ体験ポイントとしては、以下でしょうか。

  • またしてもフリー旅行の醍醐味空いているうちに絶景堪能
  • 大聖堂は体力回復に良い
  • メイドインジャパンには気を付けろ!(笑)
  • ドイツ人おじさんはやっぱり親切
  • Google マップにも苦手な状況はある(臨時一方通行、電波の乱れ)
  • 状況を打開するにはローテクも必要
  • 値の張るお土産には、免税対応が可能か確認しておく
  • 日本人に人気の観光地は、良い所だが異国感が薄れる面もある

ピンポイント記事に出来そうな内容は検討しますので、お待ちくださいませ。

長文お読みいただきありがとうございました。では。