旅日記前書き
<旅日記>のカテゴリでは、実際に私がドイツをレンタカー旅行した際につけていた日記を、現地で撮影した写真と共に紹介していきます。
別途移動ルート・観光内容をまとめた記事を作成しております。
合わせてご確認頂くことで、当日の旅程に対する余裕度・充実度などを感じ取って頂き、皆様の旅の計画のご参考にして頂ければと思います。
なお日記の時系列はそのまま活かしております。
皆様の旅に活かして頂けそうなポイント「だけ」をご覧になりたい場合は、目次より「まとめ」に飛んで頂きご参照下さい。
移動ルート・観光内容をまとめた記事はこちらです
私たちがドイツで実際に走行したルート、走行時間、慌ただしさを報告します!計画の参考にどうぞ!|初めてのドイツフランスレンタカー旅行体験談 (europe-drive.com)
2019/8/13 ドレスデン観光~ヴュルツブルク移動
ドイツで迎える初めての朝、朝食の様子
5時頃起床。
時差ボケのためか興奮状態なのか、普段より異様に早起き。
起床してみるとルーターの充電がうまくいっておらず、再セットした。
ドライブの命綱なので、時間に余裕があって助かった。
7時頃からホテルレストランへ。
明らかな「朝食受付」といった場所はなく戸惑う。
店員さんに聞くと、席は自由に選択してよいとの事。
テラス席は城に宿泊している方々の迷惑にならないよう8時から開放とあった。
どちらにせよ肌寒いので、室内席を選択。
バイキング形式だったが、事前にテーブルに置いてあった皿が取り皿なのか乗せ皿なのかが不明で、また戸惑う。(結局取り皿だった)
用意されていたバイキングメニューは以下のような感じだ。
- 主食はパン、シリアル
- 豊富なチーズ類
- ベーコン
- ソーセージ
- サラダ(生野菜ではない)
- ゆで卵
- スクランブルエッグ
- フルーツ
- ジュース、牛乳、水
- ケーキ
コーヒーのみウェイターにお願いすると持ってきてくれる形式だった。
ドイツの初朝食を満喫した。
お願いして良かった両替!初チェックアウトしドレスデン観光へ
9時に部屋を出て、フロントでチェックアウトを告げて宿泊費をカード払い。
(現金かと思っていたがカード使えた)
ついでに10EUR札からコインへと両替をお願いすると、快諾してくれた。
駐車料金支払いに備えてのことだったが、これは大正解だった。
9時20分ごろ、出発。
前日は宿に着くまで運転に全くなれないままだったが、一晩脳内シミュレーションを繰り返しておいたのと慣れにより、かなり運転がマシになった。
昨日は家族が怯えて心配し倒していた。
とはいえ、あまりに経験のないクルマのサイズ感だったので以下のフォーメーション。
- 一列目左に運転手の私
- 右に車幅確認担当の奥さん
- 真ん中にGoogle マップ操作・案内担当の息子
・・・前列はぎゅうぎゅうに。(前列3人乗車可能な車種)
後列は6人は座れる空間に、母と小学生の娘2人でスッカスカというアンバランスな配置だった。
この旅最大の目的である、有名な天使とのご対面
この旅最大の目的地の一つである、ツヴィンガー宮殿のすぐそばに到着。
路上駐車場に一旦停めるも、たまたま近くに停めていたおじさんの目線が気になってよく看板を観察。
ギリギリ一般車駐車禁止区域(タクシー専用駐車スペース)との境目となっていたので、再発進することになってしまった。
前日晩に調べてくれていた高さ制限2mの立体駐車場に恐る恐る入場。
契約者専用の駐車スペースに惑わされながらも、一般車が駐車可能なスペースに駐車。
一番後ろまで下げずに適当に停めたが、降りてみるとそれ以上下がった場所に1.8mぐらいの高さでパイプが通っており、危うくぶつけて破損しまいそうだった・・・。
車格が大きく鼻っ面はかなりギリギリだ。
ツヴィンガー宮殿までは歩いて数分で、スムーズに目的の天使が描かれている絵画の展示スペースを見つけることが出来た。
ドアの前には修学旅行生のような子供の集団がいた。
地下に絵画スペースのチケット売り場があり並ぶと数組前には日本人観光客がおり、こちらと同じように地球の歩き方を広げて見ていた。
チケットセンターでは宮殿内を観光するためのいろいろな種類のチケットが販売されていたが、絵画スペースのみを対象としたチケットを購入。
子供は無料、大人は6eur×4人だった。
絵画スペースに入ると結構人が多く、いくつかのガイドツアー集団も入り乱れていた。
日本語が聞こえてきたので、日本人向けツアーもあった模様。
最大の目的の絵は最初は3重ぐらいに人がいたが、少し待っているうちに最前列での鑑賞、写真撮影もできた。
3部屋の絵画を鑑賞した。
地下のチケットセンター横がグッズ売り場となっており、例の天使グッズも多少置いてあり数点お土産を購入。
私たちが並んでいる間に混みあっていたチケットセンターがかなり閑散としていたが、絵画スペースを覗くとむしろ人が増えていた。
外に出てみると先ほどまでスルっと入れていた入口前にはずらりと行列があり、入場制限を行っていたのかもしれない。
やや早めに行動していて良かった。
ドレスデン市内観光は好天にも恵まれて快適に
ドレスデン市内を歩いて観光し、屋根に数十体の像がある建物、有名なタイル絵などを観光し、駐車場に戻った。駐車時間はちょうど2時間ぐらいで7.5eur。
駐車場の歩行者用入り口の機械で支払う。ここでもカードを使うことができた。
駐車場出口の縁石を何度切り返しても曲がり切れず、最後はそーっとタイヤで乗り越えた…。
滞在時間<駐車時間。旅にちょいちょい絡むクルマサイズ事情
次はドレスデン市内の世界一美しい牛乳屋に向かう。
5㎞ぐらいですぐついたがまた駐車場探し。
路面の駐車場で空いていそうなところを見つけたが、ちょっと駐車可能な場所なのか怪しい・・・。
迷っていると近くに自転車を駐輪した女性が、そこは駐車禁止だよとジェスチャーで教えてくれた。
ドイツの皆さんは親切。
店舗を通り過ぎた地点にPのマークがあったので、そちらに駐車を試みる。
たまたま駐車場入り口向かいに工事用廃材のコンテナがおいてあり、かつ駐車場の入り口幅がギリギリ。
かなりの時間切り返して悪戦苦闘。
近くの工事現場のおじさんが、こうハンドル切れば・・・、いやこっちだろう、などと仲間内で談話している様子が見えた。
それよりそのコンテナ邪魔なんですけど!!
最後は入口の重たいポールを力技で無理やり移動させて入場。
この駐車場は近くにパーキングチケット発券機がある形式だった。40分1eur。
コインしか受け付けず今朝の両替がここで生きた。
(ここに至るまですべてをカード決済出来ていたのが想定外で全然小銭が増えてない)
牛乳屋の中は、天井も含めた全面タイル張り。
白、青が基調だった気がする。写真撮影禁止だが、現地の人(?)は何人か撮影していた。
少し混みあっていたが、たまたま牛乳の列に並ぶことが出来ていた。
6杯を6eurで購入。すっきりしていて飲みやすい牛乳だった。
牛乳石鹸は香りが強かったのでお土産としての購入は断念した。
結局牛乳だけ飲み、退店した。
ほぼ間違いなく、駐車にかかった時間の方が長かった・・・。
スーパーを経由地にし、いざ380kmロングドライブへ!道中も楽しいレンタカー。
目的地を380㎞先のヴュルツブルクに設定し、駐車の楽な大型スーパーを経由地とし、出発。
市内よりアウトバーンを走っている方が数段ラクに感じる。
途中、20km地点で早めにアウトバーン内のパーキングエリアに寄って、トイレを済ます。
ここは有料トイレだった。子供は無料、大人は0.7eur。
大型スーパーtoomはそこから60㎞地点にあった。
駐車場は青空で大きく目論見通り楽に駐車出来た。
Toomに入店してみると、どうみてもスーパーというよりはホームセンター。
ブッダライトという、仏像が肝試しの要領で下からライトで照らされる商品が少し衝撃。
需要があるのだろうか・・・。
入ってしまうと何も買わないと出づらいので、レジ近くにあったハリボーを購入。
1.3eurほど。少額すぎるのとコインを作るために、あえて現金払いした。
周囲を歩いてみると、まるで日本のショッピングモールやアウトレットのような作りになっていた。色々なお店がある。
トイレの標識に従っていくとかなり遠いがトイレについた。ここは無料だった。
トイレのあとで、書店を見つけて入店。
娘が友達への土産用として、ボディーペイントできるペンを購入。3本入り5.9eur×2箱。
小さめだが日用品スーパーもあった。
- お土産用の布巾
- 今すぐ使う用のボールペンと油性ペン
- ミネラルウォーターの補給
- 板チョコ
などを購入。
その後、構内の移動販売車で大人はプレッツエル、子供はピザパンを購入。
この時点で昼ご飯を食べないまま、15時を回っていた。
再出発してアウトバーンに復帰し一気に宿へ。300㎞を3時間ほどで走破。
アウトバーンにも慣れ、クルーズコントロールの使い方も把握した。
ただ、ライトのつけ方がまだ不明で短いトンネルは無灯で乗り切ることに・・・。
危険なので運転前に調べましょう。
途中wifiがつながらず、その理由もわからずに緊迫。
ただ単に田舎過ぎて電波を拾えていなかった模様。少ししたら復旧して助かった。
ドイツ語でナビされても理解は出来ないものの、出発前に車載カーナビへの入力も保険で行っておいた方が良い。
初めての給油に挑戦。珍しがられるが親切。
宿直前にガソリンスタンドがあり、初めて給油した。
セルフだがノズルが奥まで突っ込めていなかったようで、ちょっと飛び散る・・・。
店内でノズル番号を告げると同時に、若いお兄さんが6番だろ?と言ってきたので、見ていた様子。
1.199eur×41.18リッター。
2泊目の宿に到着。夕食はいきなりイタリアンだが宿は快適。
宿の駐車場も問題なく駐車でき、到着はなんとか19時前。
チェックインしてカギを受け取ったが、部屋のカギを開けるのに四苦八苦した。
少し古くてコツがいるようだ。
少し休憩してすぐに宿敷地内のイタリアンレストランへ。
夜間に出歩くことを避けるため、宿で夕食がとれることを条件にホテル検索していたが正解だった。
地物として紹介されていた「フランケンワイン」を探すが見つけられず、ビール、コーラ、ファンタ(味は問答無用でオレンジらしいがドイツでは常識?)、パスタ、ピザを注文。
店内混みあってきていたこともあり、結構待たされた。
適当に頼んだビールは黒ビールだったようで、ギネスビールのような味だった。
フランケンビール?地ビールか?と思ったが、そもそもスペルが違っていた模様。
パスタは標準的なサイズで、ピザは大きめだった。
日本感覚で想定外なサイズ感ではなくて安心した。
おいしさは普通。
部屋に戻ったのは21時ごろですぐ寝てしまった。
翌朝はまた異様に早い4時前に目が覚め、シャワー後にLINEで友人たちに生存報告。
運転日誌とこの日記を書いて6時。
宿のそばには教会があり鐘がなっている。
窓からすぐそばを路面電車か電車が通るところも見えて、程良い異国間で良い雰囲気だ。
まとめ
2日目の日記はここまでです。若干翌朝の記述も入ってますが。
今回の役に立つ体験ポイントとしては、以下でしょうか。
- 駐車料金や有料トイレ、チップ用にコインを確保しておくことは重要!
- Google マップ切断時のため、車載カーナビも併用すると安心!
- 駐車禁止区域には気を付ける!
- ツアー団体よりも早く行動開始し混む前に観光出来たフリー旅行最高!
- 意外とカード決済が多用できる
長文お読みいただきありがとうございました。では。