旅日記前書き
<旅日記>のカテゴリでは、実際に私がドイツをレンタカー旅行した際につけていた日記を、現地で撮影した写真と共に紹介していきます。
別途移動ルート・観光内容をまとめた記事を作成しております。
合わせてご確認頂くことで、当日の旅程に対する余裕度・充実度などを感じ取って頂き、皆様の旅の計画のご参考にして頂ければと思います。
なお日記の時系列はそのまま活かしております。
皆様の旅に活かして頂けそうなポイント「だけ」をご覧になりたい場合は、目次より「まとめ」に飛んで頂きご参照下さい。
移動ルート・観光内容をまとめた記事はこちらです
私たちがドイツで実際に走行したルート、走行時間、慌ただしさを報告します!計画の参考にどうぞ!|初めてのドイツフランスレンタカー旅行体験談 (europe-drive.com)
2019/8/12 羽田~ドレスデン
旅立ちの夜、羽田空港での過ごし方
自宅からはバス~電車~高速バスと乗り継ぎ、24時10分の便に対し20時過ぎに羽田空港に到着出来た。
少し余裕を持ちすぎた到着だったため、カウンターは1本前の便でむしろ混雑してはいたが、迷うことなくスムーズにチェックインできた。
グランドスタッフからは、本来~23時40分に保安検査だが、混みあうのでその30分前頃に向かうように勧められた。
チェックイン後に夕食場所を探す。
羽田空港内の食事処はやはり場所代で全般的に高いが、「羽田食堂」は比較的手頃な価格設定だったので入店。
席は従業員が確保してから購入する流れだった。6人程度の団体客が優先的に確保できる大きめのテーブルが4つほどあり、家族連れには助かった。
21時45分ごろに食事終了し、30分ほど展望デッキで過ごした。
母は両替所で両替を実施していた。EUR=122.2円程度だった。
私は1週間ほど前にUFJ銀行で両替を済ませていたがEUR=123.04円だった。
結果的にあまり変わらなかったが、宿代含めた高額の両替だったし事前準備出来たのでヨシとする。
22時40分頃には保安検査へ向かう。
ベルトなどで引っ掛かると、再検査の際は初回よりも厳重になってしまうようだ。
靴まで脱いでなんとか通過。
ノートパソコンはカバンから出して別途検査が必要だった。
出国審査では130cm以下の子供連れだと対人式、それ以外は自動化ゲートでの出国だった。
私は娘2人を連れて対人式、奥さんと息子、母は自動化ゲートを通過した。
無事離陸、機内での過ごし方
離陸して割とすぐにペットボトルの水がもらえた。
少したって間食があり、到着2時間前に朝食があった。
現地到着は朝なので、時差ボケ対策のためには少し引っ張って寝ておいた方が良かったが、映画鑑賞に没頭してしまった。
緊張したフランクフルト入国審査の様子
フランクフルトでの入国審査では通常レーンに並んでいたら、子供連れ専用レーンを指示された。
パスポートと搭乗券を渡した後はどんな質問があるかと緊張していたが、一切なく通過することが出来た。
・・・英語話せないのを察してくれたんだろうか(笑)
もしかしたら子連れレーンだと、その辺対応甘くしてくださっているのかもしれませんね。
次はドレスデンに向けたフライトだが7時間程待ち時間があるので、空港外の空気を吸ってもよいかと思っていたが、半強制的に乗り換え手続きとなった。
どこかで脱出ルートがあったのだろうか?割と気にしていたが見つからなかったので、期待しない方が良さそうだ。
ANA便でもらったペットボトルの水を大事に持って来ていたのだが、手荷物として持込不可なので事前に飲みほしておく必要があった。
捨てるのももったいないのでその場で一気飲みすることになってしまった・・・。
フランクフルトで乗換待ち時間は、wi-fi問題解決に没頭
さすがフランクフルト空港内はかなり広く、国際線到着から国内線に乗り換えることもあってか空港内の移動距離は長かった。
だがほぼ常に自動歩道があり、充実していた。
待ち時間中に、日本で購入して持ち込んでいたモバイルルーターとsimカードを使い、wiーfi環境の構築を開始するが、これがかなり難航してしまう。
- simフリー端末で開通が必要(インターネット接続や255への発信)
- APN設定の情報が、付属の公式取説に全く書いてなかった
- ルーターに国際ローミングの方法が全く書いてなかった
- 実はルーター本体だけでは国際ローミングの方法が完結しなかった!
※国際ローミング手順
- パソコンからweb接続
- 基本設定メニューから国際ローミング設定を行う
そもそも必須条件として、
- simフリー端末
- PC
をたまたま持参してなかったら即アウトだったという綱渡り。
これらすべてに自力で一歩一歩気づいて解決していっていたら、ほぼ7時間丸々を費やし、搭乗時間直前になんとか開通させることが出来た。
途中で昼食はとったものの片手間で作業・調査は続けていて心ここにあらず。
今回の旅において、カーナビはGoogle マップのつもりだったし、web検索も多用するのでwi-fiは命綱になっていくためかなり必死だったが、なんとかなって本当に良かった。
もしダメだったら諦めてレンタルに切り替えることもよぎったが、費用が余分にかかる上に現地でその手続きが上手くいった自信もない。
たまたま数か月前に母が楽天モバイルを契約していたが、一同唯一のSimフリー端末だったので、これがないだけでも頓挫していたので幸運だった・・・。
ドレスデン行き国内線機内の様子
ドレスデン行きのルフトハンザ航空便は、機内チェック完了が定刻から遅れ、体の不自由な方の優先搭乗等もあり、定刻より20分ほど遅れて出発した。
機内に乗り込む際にお菓子、搭乗中に飲み物がフリーで配られるが、特に飲み物は自分からアピールしないと注文も聞かれずにスルーされてしまう。
あっという間にドレスデンに到着。
ドレスデン空港とHertzレンタカー窓口で必死に英会話
ドレスデンで荷物の受け取りを待っていると、数十分待っても荷物がほとんど出てこない。私のものだけでなく、現地の方々もかなりの人数で待っていた。
これは・・・フランクフルトに置いていかれているパターンでは・・・?と嫌な予感がよぎったが、20分ほどで出てきて無事受け取り完了。
Hertzのレンタカー窓口は、ドレスデン空港正面出口を背に右側の方にあった。
出口に向けて進んでさえいけば、黒地に黄色Hertzが目立つのでまず見逃さない。
ブースターシートを6日間の期間内で15EUR×2個借りた。
手続きの終盤に思い出して伝えたため料金の修正が必要になってしまったので、早めに申し出ておいた方がいい。
保険内容は事前に日本国内でオペレーターに詳しく聞いていたので、迷うことなくスーパーカバーを選択した。
(結果的にこの選択が大正解だったとはこの時は知る由もないが・・・。)
日本で教えられていた価格と比較したら結構差があったが、税抜/税込みの差では?とのことだった。
空港正面の駐車場内に、レンタカーが止まっていると案内された。
衝撃のレンタカーとのご対面!超デカイ。
ここで初めて対面して判明した今回のレンタカーは、幅・高さが2m、車長が5mのかなり大型のバンだった・・・!
エルグランドとかアルファードぐらいのサイズ感を想像していたので、すげーデカイんですけど!!
ちょっと自信ない・・・。
6人+荷物が載せられかつオートマで指定したところ、一番安いのがコレ!とのことだったが、現地でもう少し粘って本当にないか聞いてみた方が良かったかもしれない・・・。
なんとか出発してみたものの、
- 早速駐車場内の縁石に軽く乗り上げ
- 出発後2分でアウトバーンに間違えて乗る
- 寄るはずだったスーパーの駐車場を見つけられずに諦めてスルー
・・・と珍道中したりしながら、宿には無事(?)到着。
ドレスデンの宿はホスピタリティ最高!
宿のチェックインはスムーズだった。
booking.comでの予約詳細の紙は印刷して持参したが、半分見てくれて半分見てくれてない感じ。
レンタカー窓口でもそれは感じたので、印刷は役に立つが万能ではないことに注意。
ないよりは絶対スムーズだけど、それだけで完結するほどでもないといったところ。
印刷した紙に書いてあることでも、読まずにガンガン質問される。
例えば2部屋それぞれの代表者名を聞かれた。
(予約時に登録してるし印刷した紙にもバッチリ記載されてるんですけど)
そのあたりは心しておくと良いです。
宿で夕食をとったが、ホテル庭園でとる夕食は景色も味も格別だった。
- 予約なしでも席をなんとか用意してくれたり
- 本来大人1名分の料理を子供2人分として取り分けた状態で配膳してくれたり
と迷惑そうな顔もせず、ホスピタリティが素晴らしい宿でありがたかった。
スーパーマーケットからの予定外登山もいい思い出に
夕食後に、スーパーまで歩いて水を買い出しに行くことにした。
まだ運転に自信がなかったのと、それを見越して夕食でワインも飲んでしまっていたため、徒歩を選択。
Google mapで1.5kmと調べて出発したが、実はこれは直線距離で案内開始して歩き始めてから経路自体は2.8kmあったことを知る。
かつ宿は山の上にあったので山道を麓まで下ることとなった。
19時に出発して19時半ごろに到着。
ミネラルウォーターを1リットル×12本、500ml×6本購入。
袋は、紙袋、麻の小さめエコバック、プラの大きめエコバックの中から大きめエコバックを選んで購入した。
この袋は帰国後も使えそうだし、良い思い出になりそうだ。
帰りは登山状態で戻ったが、思いがけず運動になった。
19時50分くらいに出発、20時半前には到着することができた。
まだあたりは明るかったが、安全上この旅では暗くなったら一切外出しないつもりだったので、焦りながら帰った。
ホテルwi-fiも無事接続。急遽駐車場探しが任務追加。
部屋のwifiはスマホ×2名接続後に、Pcでも接続を試みたがエラーとなり、よく見たら、Gultig Fur zwei Gerate.とあった。
夜には急遽翌日以降の駐車場調査を行った。
レンタルしたクルマが思いのほか大きかったので、青空なら良いが立体駐車場なら事前に入庫可能か調べ、現場で慌てないようにしておくためだ。
奥さんの発案だった。
ここでレンタルした車の名称とサイズをweb検索し、改めて認識する。
2m×2m×5mって・・・。と絶句した。
まとめ
初日の日記はここまでです。
役に立つ体験ポイントとしては、以下でしょうか。
- 両替に有利な場所がどこか調べておくと良い
- ルーター+simカードを持ち込む場合、最安ではあるが事前準備が大事
- レンタカー保険はややこしいので、日本で事前説明を受けるとスムーズ
- 借りる車種と観光地駐車場を事前確認しておくと良い
また折を見て、ピンポイント記事も作成していこうと思います。
関連で、両替で現金をどれくらい持って行ったか、小額紙幣多めの方が良い!といった記事も、参考にして頂けるかもしれませんね。
長文お読みいただきありがとうございました。では。