さて前回の記事では、航空券価格比較サイトを使って下記を把握しました。
- 最安航空券の価格と移動時間を把握
- 移動時間条件を改善した場合の価格把握
- さらに条件の良いANA便の価格把握
上記条件から価格と条件とで折り合いをつけて、航空会社を選択しましょう。
前回の記事を参照したい方は以下からどうぞ!
海外旅行計画の第一歩!航空券価格把握方法を画面で説明!その①|初めてのドイツフランスレンタカー旅行体験談 (europe-drive.com)
今回は航空会社をANAと選択した場合の画面にて続きを説明しますが、他の航空会社を選択したとしてもやる内容としては同じです。
今回の記事で説明すること
- 航空会社公式HPでより詳細な条件調整による価格差を把握していく!
(主に日程を前後にずらした場合) - 旅の日程を決める!
それでは実際の画面を使いながら説明を始めます!
航空会社公式HPでより詳細な検索をしよう!(ここではANAを例にします)
まず航空会社公式HPで初回検索を行っていく!
まず航空会社公式HPにアクセスします。
ANAの公式HPは以下です
航空券価格比較サイトではざっくりとした検索をしましたが、もう1段階進めてしっかりと検索を行います。
初回の検索条件は以下です。
- 行き:5月7日発 東京発 ⇒ ドレスデン着
- 帰り:5月20日発 フランクフルト発 ⇒ 東京着
青字にしてある日程部分と帰国便の都市について、
今回の価格検索で情報を得て比較し、決められるようにすることが目的です!
まず公式HPトップから以下のように設定画面に移動しましょう。
複数都市検索画面が出てきますので、そこに今回の初回の検索条件を入力していきます↓
- 行き:出発日は「5月7日」、出発地は「東京」、到着地は「ドレスデン」
- 帰り:出発日は「5月20日」、出発地は「フランクフルト」、到着地は「東京」
・・・と順々に入れ終わったら「検索する」を押すと検索結果が表示されます。↓
初回検索結果を確認する。航空券の詳細までキチンとチェック!
こんな感じで検索結果が出てきて「お?安いじゃん!」って思うかもしれませんが、油断は禁物です(笑)
初回検索だと最も安い航空券が選択されていて、日程的に無茶なものもありますので下にスクロールして確認・再設定していきます↓
下にスクロールしていくと区間1の表示が出てきます。
確認してみると、
- 総所要時間18時間35分
- 乗り継ぎ2回
・・・と、せっかく快適なANA便にしようと決心したのに、厳しめなスケジュールになっています。
初回検索による無茶な最安航空券から、最適な航空券に条件変更する
「他のフライトを見る」をクリックして、変更画面を見てみましょう↓
他のフライトがおススメ順に並んでいますので、上にスクロールしていきましょう。
私個人のおススメとしては、上から2番目の航空券です!
- 東京ーフランクフルト間はしっかりANA便。
- フランクフルトで乗換1回のみ。
- フランクフルトで乗換3時間40分でちょうど良さそう。
- 現地到着時間が日中。レンタカー窓口OK。
- 出発が深夜。機内でスムーズにひたすら寝られる!
おすすめ先頭として出ている航空券は、フランクフルト乗換が1時間45分しかありません。
旅慣れていてかつ空港が空いてないとかなりギリギリの乗換時間ですからパスします。
一番気になるのは、「・・・えっ?+88,130円?!」かと思います・・・。
これから安い日程を探していきますので、とりあえずここでは気にしないでください(笑)
正直、上記①②④あたりを満たそうとすると、ほぼこの航空券1拓になると思います。
ひとまずこの航空券を選択し、画面下部の「選択する」を押してみると画面が移動します↓
元の画面に自動で移動し、画面下部に変更後の料金が表示されています。
(画面上部には変更前の料金が表示されていますが無視してください)
359,660円ですか。中々刺激的なお値段ですね・・・。
ひとまず行きの航空券選択はこれで通していくことにします。
復路の航空券確認と必要に応じて条件変更を行い、基準となる条件・価格を把握する!
下にスクロールし、帰りの航空券を確認してみましょう↓
「区間2」とある部分を確認します。
執筆日時点では、復路としてデフォルトで最安として選択される航空券は上記でした。
- 直通便、移動11時間35分
- 出発時間が12時10分、チェックアウト後に空港向かえば無理はない
- 到着が6時45分、そこから帰宅する交通機関も無理はない
・・・ということで、この便でまったく問題なさそうです。
欲を言えば、『夕方~夜に出発 ⇒ 搭乗後すぐ寝る ⇒ 日本に夕方到着』
・・・が理想ですけど、帰りですしなんとでもなります(笑)
他の便が気になる場合や上記の航空券が表示されていない場合は、同様に「他のフライトを見る」で変更してみて下さい。
・・・ここまでで行きと帰りの航空券を決めました!
結果は変わらずの359,660円でした。
お高いですね・・・。
一旦ここで区切りとなります!
一連の初回検索が終わったら、日程をずらして最安搭乗日を探す!
基準として決定した理想の航空券条件の再確認
さて一連の初回検索が完了し、以下の航空券を選択することとしました。
- 行き:0時10分発 ⇒ 10時頃到着、フランフクルトで乗換1回
- 帰り:12時10分発 ⇒ 6時45分到着、直通便
次は日程をずらしていき、最安搭乗日を探っていきます!
往路の最安日程の探し方。他の条件を固定しひたすら日程だけずらして調査!
まず比較しやすくするために帰りの便は一旦固定として、行きの最安日程を探ります。
これまで使用していた検索画面で、画面下部の「再検索」ボタンを押します↓
再検索ボタンを押すと以下の画面が出ます↓
出発日を1日前倒し「5月6日」に変更してみました。
他の条件は変えずに「検索する」ボタンを押します↓
初回検索と同様の手順で快適な往路航空券へと選択し直していく
初回検索と同様、行きの航空券で「無茶な最安」が選ばれた状態ですが、289,660円の表示です。
初回同様に下にスクロールし、「区間1」を確認して理想の航空券に変更していきます↓
今回は乗り継ぎは問題ないですが到着が23時10分でアウトな航空券が選ばれていました・・・。
「他のフライトを見る」を押して変更します↓
上にスクロールしていくと、今回は4番目に私のおススメ航空券がありました。
10分だけ到着時間が変動していますが、ドイツ国内線の曜日による発時間ズレですね。
選択して画面下の「選択する」ボタンを押してみます↓
日程変更による料金変動の確認。復路航空券の条件設定をチェック。
元の画面に自動で戻りますので、初回同様に画面下部の料金を確認します。
(画面上部は更新前なので無視)
お、304,660円!ですね。7日出発より5.5万円安いです!
念のため区間2を確認してみます。
区間2が初回検索の上記から変更されていないことを確認しておきます。
もし変更されていた場合や上記以外を基準復路としたい場合は「他のフライトを見る」から変更してください。
きちんと復路条件を揃えて、往路条件を変更し比較しないと意味がありませんので。
・・・以上で、往路の日程変更による差額を確認していくことが出来ます!
往路日程による変動を地道に調査した結果一覧を公開(執筆日時点)往路日程を仮決めしよう!
あとは同じ要領で、『往路だけ日程をずらす ⇒ 条件揃える(同じ航空券を選択)』を繰り返し、結果をメモしていって下さい!
少なくとも前後1週間ぐらいは確認してみることをおススメしますが、気の済むまでやってください(笑)
検索日時点での航空券の残数により金額変動しますので参考程度ですが、執筆日時点で5月1日~5月17日出発での料金変動は下記でした。
往路発 | 曜日 | 料金 | 最安差 |
5月1日 | 月 | 389,660 | + 120,000 |
5月2日 | 火 | 294,660 | + 25,000 |
5月3日 | 水 | 349,660 | + 80,000 |
5月4日 | 木 | 294,660 | + 25,000 |
5月5日 | 金 | 279,660 | + 10,000 |
5月6日 | 土 | 289,660 | + 20,000 |
5月7日 | 日 | 359,660 | + 90,000 |
5月8日 | 月 | 359,660 | + 90,000 |
5月9日 | 火 | 279,660 | + 10,000 |
5月10日 | 水 | 279,660 | + 10,000 |
5月11日 | 木 | 269,660 | + 0 |
5月12日 | 金 | 279,660 | + 10,000 |
5月13日 | 土 | 304,660 | + 35,000 |
5月14日 | 日 | 359,660 | + 90,000 |
5月15日 | 月 | 359,660 | + 90,000 |
5月16日 | 火 | 279,660 | + 10,000 |
5月17日 | 水 | 279,660 | + 10,000 |
最安は5月11日発、最高は5月1日発、最大12万円も差が出ていました。
この料金一覧表を見ると、行きの日程はどの辺にしようかな・・・と決めていく大きな手掛かりになりますよね。
オリジナル日程だった5月7日はかなり高めなので諦め・・・です。
曜日と並べてみると火~金曜日出発が安くなる(=航空券の在庫が残りがち)傾向にありそうですね。
往路日程を仮決めした後は復路日程を検討!同様に往路を固定し、復路を地道に調査!
ではオリジナル日程に近くて安めの『5月9日』を出発日と仮決めし、次は復路の検討をしてみましょう!
復路日程の検討も基本的に同じです↓
往路を5月9日に仮決定して固定し、次は復路を1日ずつずらしていきます。
同様に検索結果で、往路・復路とも航空券を理想の時間帯に変更した上で、値段を確認していく作業です。
復路日程による変動を地道に調査した結果一覧を公開(執筆日時点)
執筆日時点で、往路5月9日固定、復路5月13日~31日で検索していった結果は下記です。
復路発 | 曜日 | 料金 | 最安差 |
5月13日 | 土 | 279,660 | + 10,000 |
5月14日 | 日 | 269,660 | + 0 |
5月15日 | 月 | 269,660 | + 0 |
5月16日 | 火 | 269,660 | + 0 |
5月17日 | 水 | 269,660 | + 0 |
5月18日 | 木 | 269,660 | + 0 |
5月19日 | 金 | 279,660 | + 10,000 |
5月20日 | 土 | 279,660 | + 10,000 |
5月21日 | 日 | 269,660 | + 0 |
5月22日 | 月 | 269,660 | + 0 |
5月23日 | 火 | 269,660 | + 0 |
5月24日 | 水 | 269,660 | + 0 |
5月25日 | 木 | 269,660 | + 0 |
5月26日 | 金 | 279,660 | + 10,000 |
5月27日 | 土 | 279,660 | + 10,000 |
5月28日 | 日 | 269,660 | + 0 |
5月29日 | 月 | 269,660 | + 0 |
5月30日 | 火 | 269,660 | + 0 |
5月31日 | 水 | 269,660 | + 0 |
こちらは現状ではほとんど変わりませんね。金・土曜日に出発すると1万円高い傾向です。
往路・復路の価格変動調査結果のまとめ!これで旅行日程が決めやすい!
以上、往路・復路の検索結果をまとめます。
- 往路:5月5-6、5月9-12、5月16-17
- 復路:金・土だけ+1万円
現時点では上記日程が金額面では理想となり、約26~28万円で往復出来ることが分かりました!
これで旅行日程がかなり見えてきますよね!
ここまで検索を使い倒していればもう問題ないと思いますが、ミュンヘンなど他の都市からの帰国便を探したい場合も、同様に条件変更して検索してみて下さい。
大きな傾向としては、フランクフルトを帰国便出発にした方が安くなる傾向です。
中には結局ミュンヘンからフランクフルトに一回飛ぶルートが選択されることも・・・。
立ち寄りたい観光地ルート優先ではありますが、フランクフルトから帰国にしておくと、料金面では無難となります。
まとめ
以上、航空会社の公式HPを使って検索と比較をし倒すことで、旅行日程がかなり絞り込まれることを確認してきました。
まずは旅の日程が決まらないと何も決め始められませんので、航空券の値段によって絞り込む手法はかなり背中を押してくれます!
(もちろん私たちも押されました!)
ほんの1日2日移動しただけで、一人頭10万円以上も変動するとなると、インパクト大きいですよね・・・。
もし家族4人旅行なら50万円近く変わってしまうことになります。
是非この方法を使って、旅行計画の第一歩となる日程を決めてしまって下さい!
実際の予約はそのまま公式HPで行っても良いのですが、我が家ではポイント狙いで楽天トラベル経由で予約しました!
高額な買い物ですので、手数料よりもポイントバックの方が遥かに大きかったです。
次はそのあたりの使い方について、引き続きの記事で書いていきたいと思います!
参考になりましたら幸いです。では!