前回の記事では、海外旅行で便利なモバイルwi-fiレンタルの「準備編」についてお伝えしました。
本記事では私が実際にレンタルした「グローバルWiFi」に絞り、②具体的な方法についてお伝えします。
(参考再掲)↓
①準備編
- サービス会社の選び方
- レンタルプランの決め方
- レンタル中に重要となること
②具体的な方法編
- 最も安く予約出来た方法
- 羽田空港での借り方
- レンタルに含まれていたもの
「①準備編」は別記事を参照下さい。
グローバルWiFiを最も安く予約出来た方法
2023年5月現在で、私がグローバルWiFiをレンタルする際に比較した結果、最も安く予約出来た方法があります。
それは「価格.com経由でのキャンペーン予約」です。
グローバルWiFiの代表的な予約方法は、
- 直営サイトでの予約
- 直営サイトで株主優待券を活用した予約
- 他サイト経由で予約
があります。
私のケースでは、③の中でも「価格.com経由でのキャンペーン予約」が最安でした。
ただ場合によっては②が最安となるパターンもあります。
株主優待予約と価格.com経由での予約を比較
株主優待予約
グローバルWiFiを提供している会社は「株式会社ビジョン」です。
株式会社ビジョンでは株主優待を導入していて、以下のような特徴です。
- 株主優待券でレンタル代から3,000円値引き
- 1回のレンタルで3枚まで適用可能
- 株主優待券のオークション相場は1枚2~300円程度
1回のレンタル代だけのために株主になるのは…、ちょっと非現実的ですよね。
株主優待券目的だけであれば、インターネットオークションなどで安く入手可能です。
価格.com経由での予約
価格.comで海外wi-fi比較ページを経由してグローバルWiFiを申し込んだ場合、かなり大きな割引料金が適用されます。
割引内容を本日時点で確認した結果は以下です↓
見積条件
- 渡航先:ドイツ
- レンタル期間:15日間
- 通信容量:600MB
割引
- 通常:1,670円/日
- 割引後:689円/日
- 割引内容:ー981円/日(59%オフ)
- 割引総額:14,715円(981円×15日分)
価格.comへの掲載価格も、価格競争により変動しているようなので本日時点の情報ではありますが。
私が見た限りココの割引が一番大きかったです。
価格.com経由が安くなる場合
以上の様に、株主優待と価格.com経由での割引方法は異なっています。
- 株主優待:総額からの値引
- 価格.com経由:1日あたりの値引
そのため、見積条件によってはお得な方法が変化してしまいます。
仮に、
- 株主優待券入手コスト=1枚300円、実質2,700円引
- 見積条件は前述のドイツ、600MBプラン
という条件でざっくり試算してみましょう。
レンタル 日数 |
レンタル 定価 |
割引後価格 | |
優待利用 | 価格.com | ||
3 | 5,010 | 2,310 | 2,067 |
4 | 6,680 | 1,280 | 2,756 |
5 | 8,350 | 2,950 | 3,445 |
6 | 10,020 | 1,920 | 4,134 |
7 | 11,690 | 3,590 | 4,823 |
8 | 13,360 | 5,260 | 5,512 |
9 | 15,030 | 6,930 | 6,201 |
10 | 16,700 | 8,600 | 6,890 |
11 | 18,370 | 10,270 | 7,579 |
12 | 20,040 | 11,940 | 8,268 |
13 | 21,710 | 13,610 | 8,957 |
14 | 23,380 | 15,280 | 9,646 |
15 | 25,050 | 16,950 | 10,335 |
このケースでは9日以上の渡航の場合、価格.comの方がお得でした。
同時使用は3枚までという条件がネックになっています。
一方で渡航期間が短くて総額が安い場合は、株主優待を利用した方がお得になるケースもあります。
株主優待券の入手には、ひと手間掛かってしまうという面もありますが。
ご自身のケースで比較して、よりお得な方法を選択してみて下さい。
羽田空港での受け取り方。ロッカーへの行き方。
今回は、「出発当日に羽田空港無人ロッカーでの受け取り」を選択。
深夜・早朝以外は有人カウンターでの受取も可能ですが、旅行荷物も多い中で出来るだけ待ち時間を掛けたくなかったからです。
実際に当日、空港内に人は多かったので正解でした。
ちなみに借りる際に取り返しがつかず一番重要なポイントは。
うっかり先に出国手続きを済ませてしまわないことです。
旅行直前という気持ちが高揚する状況で、空港という不慣れな場所に到着し、出国審査の時間や方法を気にしたり手荷物を預けるなど不慣れな行動をします。
落ち着いている際にはそんなの当たり前…と思っていても、ふと気付くと思わぬ行動をしてしまうこともありますのでご注意を…。
羽田空港無人ロッカー受取場所
受取場所は出発前日にメールで連絡がありました。
国際線用の第3ターミナルの2階です。
中央のインフォメーションセンターを目指し、京急線改札を視界にとらえつつ横の通路に入っていく感じでした。
国際線の到着ロビーが近いため、他社も含めた訪日外国人向けのwifi貸出カンバンがいくつか出ていました。
さらに進むとグローバルWiFiカウンターが見えてきます。
目の前を通過し、道なりに左側へ回り込んだところに無人貸出ロッカーがあります。
ロッカーは、前日にメール添付されてきたQRコードをかざすことで開錠出来ます。
国内での使用は出来ませんが、その場で電源をON/OFFして充電状況だけ確認したら受取完了です。
液晶のない機種でボタンも本体脇に一つだけ。
カンでボタンを長押ししてみたところ電源が入りました。
(機種の取扱説明書はモチロン同梱されています)
機器に何か気になる点や問題があれば、先ほどの有人カウンターへ。
それ以前にロッカーへと辿りつけない場合は、空港全体のインフォメーションセンターで聞いても良さそうです。
レンタルに含まれていたもの。さすが大手と感じる過不足のない内容
ロッカーでは本体の入った小さなポーチを受け取ります。
今回追加オプションは一切付けませんでしたが、同梱されていた物は以下です↓
- 本体
- ドイツ対応電源変換プラグ
- 充電ケーブル類(USB B to C)
- 説明書(本体、海外ネットワーク使用上の注意など)
本体が充電出来ないと全く役に立たないので、最低限の電源変換プラグなどが付いていました。
また、海外ネットワークを使用するにあたり、
- 航空機を降りても機内モードにしておく
- アプリの更新は手動で停めておく
などといった基本的なアドバイスが書かれた冊子も付属。
両親は熱心に読んで設定変更をしていたのでありがたかったです。
まとめ 安く借りる方法で大手でスムーズなレンタル
今回はグローバルWiFiを借りて使うにあたり、より具体的な方法について紹介しました。
契約後はまったく不安もなく、スムーズに借りることが出来ました。
基本同梱物も最低限とはいえ不足がなく、さすが大手だなと感じました!
出発前日に届くメールには、貸出場所の地図や貸出用QRといった非常に重要な情報が掲載されています。
可能であれば、スマホでメールを見られる環境を整えておきたいです。
難しければ、最低限メールの印刷はしておきましょう。
私が見た限りでは基本的には価格.com経由の予約がおススメですが、株主優待やその他の方法を試してみる方はチャレンジしてみて下さい。
では。