ドイツ旅行の準備

久しぶりのパスポート申請の落とし穴!注意・変更点まとめ

アイキャッチ:パスポート申請注意点

私が現在所持しているパスポートは11年ほど前に取得したもので、実はすでに有効期限切れとなっています。

先日、別件で市役所にいった待ち時間にパスポート申請について確認してみたところ、以下の点に気付きました。

  • 11年前の申請時との変更点
  • 2回目以降の申請時ならではの注意点

もしあなたが久しぶりにパスポートを申請されるのであれば、知っておいた方が良い点についてまとめます!

パスポートと国際運転免許証パスポートと国際運転免許証

パスポート申請場所が緩和・変更されている可能性あり

国際免許取得記事でも明かしていますが、私は埼玉県に居住しています。

実は埼玉県では7年前である2015年7月より、パスポートの申請場所が各市役所に変更になっています。

2015年7月以前は県内にいくつかあるパスポートセンターでの申請が必要となっていましたが、現在は原則居住市役所で申請を行う必要があります。

以前の感覚でパスポートセンターへと申請に向かうと、やや迷惑にあたってしまう可能性ありです・・・。

おそらく申請は受け付けて頂けるでしょうけど、原則事情がある場合のみに限られています。

通常生活している中では、パスポート申請場所の変更というニュースは聞き流してしまいがち(私のように!)ですので、申請に行く前に確認するようにしましょう!

各都道府県のパスポート申請先ホームページへのリンクが外務省で紹介されていましたので、以下参考下さい。

埼玉県以外でも大阪府では2013年に申請場所が市役所へ変更となっているようです。

一方で青森県では市役所にて申請出来るのは、弘前市、八戸市、三沢市、平川市、田子町に限られるなど、都道府県によりバラバラですので上記リンクなどから確認されることをおススメいたします。

余談:今後予定されているパスポート申請関連の動き

マイナンバーカードの普及やデジタル化推進の一環として、パスポートの有効期限内での更新をインターネットから行えるようにする動きがあるようです。

2022年終盤といった報道が2022年4月頃に出ていましたが、今のところ公式な発表はありませんね。

現在は期限切れ後に『新規』として取り直す場合も、期限内に『更新』する場合も、結局のところほぼ同じ申請をする必要がありましたが、今後は『更新』の手続きが簡素化してくれるかもしれません!

個人的な希望でしかないですが、電子申請となれば手数料も軽減されるなり、クレジットカード等での納付が出来るようになるなり、色々と期待したいですね!

もちろん、旅行を控えている方はそういった動きがあるなら・・・と変に遅らせてしまうことなく、早め早めに申請に動かれることをおススメします。

2回目以降の申請では、有効期限切れであっても前回のパスポートを持って窓口に出向きましょう

埼玉県の申請書類には以下のような記載があります。

  • 有効な旅券をお持ちの方は、有効な旅券を提出しないと申請出来ません
  • 有効期限切れの旅券は、出来るだけお持ち下さい

しかし実際に窓口で聞いてみたところ、有効期限切れであっても旧パスポートを持って出直すように求められてしまいました・・・。

書類をよく読んでいれば、その場で申請を通すことが出来たとは思います。

窓口の方としては、万が一有効期限内だった場合には対処が違ってしまうため、念のために確認されたかったのでしょうね。

ちなみに茨城県ではHP上にハッキリ『前回旅券が失効している場合でも申請時にお持ちください。』と強調して書かれていました。

私の経験からも、ムダに出直す事のないように、申請の際には有効期限切れのパスポートを持参されることをおススメいたします。

なお有効期限切れのパスポートは、窓口で依頼すると失効処理(穴あけなど)をした上で返却して頂くことができます。

有効期限内に更新申請する場合と、有効期限切れてから新規申請する場合の差

有効期限内に更新申請する場合と、有効期限が切れてから新規申請する場合。

現状少しですが差がありますのでまとめてみます。

有効期限内更新だと必要書類が少なくて済む!

それぞれ必要書類は下記です。

  有効期限内『更新』 有効期限切れ後『新規』
発給申請書
写真1枚
パスポート
戸籍謄(抄)本
本人確認書類

有効期限内ならパスポート自体が本人確認書類になるので、不要になります。

戸籍謄(抄)本が不要となると、手間と手数料の節約になりますので、更新の方が少しだけ優位ですね。

(※それぞれ必要書類が増えるケースもありますので、各都道府県HPで事前確認してみて下さい)

有効期限内『更新』の場合に気を付けた方が良い点!

ささやかなメリットもある有効期限内『更新』ですが、気を付けたい点があります。

  1. 残存有効期限が1年以内の場合に申請可能
  2. 残存有効期限に10年加算ではなく切り捨てになる
  3. 旅券番号が変わる、航空券など注意
  4. 更新申請~発給までは、無パスポート状態渡航不可
  5. 有効なビザがある場合、再申請となる可能性あり

②はまあ仕方ないか・・・、程度なのですが、③以降、特に④⑤は場合によっては重大な影響が出てしまう可能性がありますので注意しましょう・・・。

今後『更新』だけがデジタル化で優遇された場合には、『更新』を選ぶ方も増えるでしょうし気を付けたいポイントですね。

まとめ 申請経験をあてにせず、事前確認しましょう!

以上、11年前に申請経験があるからと油断していてつまずいてしまった私の経験よりまとめてみました!

久しぶりの申請時に気を付けたい点まとめ

  • 申請場所が変更になっているかも!
  • 2回目以降の新規申請には旧パスポートの要求があるかも!
  • 『更新』をされる場合には注意点あり!

せっかく申請のために作った時間を私のように無駄足にしてしまうことのないように、事前に確認することをおススメいたします!

ご参考になりましたら幸いです。では!