ドイツ旅行の準備

海外旅行計画の第一歩!航空券価格把握方法を画面で説明!その①

アイキャッチ:海外旅行計画の第一歩! 航空券価格を把握し、旅程を決める! 実際の画面でやり方説明!

ドイツ旅行に行きたいけど、計画が大変そうで腰が上がらない。

何から始めたら良いか分からない・・・。

フリープランだと決めることが多そうでなおさら大変そう・・・。

そういった悩みをお持ちではないでしょうか?

私たちもそうでしたが、右往左往しながらも計画を進めた経験から、ドイツ旅行計画の第一歩は以下から始めるとスムーズです!

  • 「地球の歩き方」などのガイドブックを購入すること
  • 航空券料金比較サイトで旅程を絞り込むこと

ガイドブックを購入してパラパラと街や観光名所を見ていき、行きたい場所に付箋を貼ったりリストアップすることは、始めてしまえば簡単で楽しいことです!

ただ旅行日程が決まらないことには、どこを何日ぐらい観光するかも決めきれません。

今回は、ちょっと厄介な航空券料金比較サイトで旅程を絞り込む部分を、具体的にサイト画面を使いながら説明していきたいと思います!

航空券料金比較サイトで旅程を絞り込む全体像

航空券料金比較サイトで旅程を絞り込むといっても6工程に分かれます。

全体像をまず以下にまとめておきます。

  1. 日程最大枠を休暇の都合などで決めておく
  2. 到着空港を決めておく
  3. 航空券を検索し航空会社による価格差や所要時間差をつかむ
  4. 航空会社を決める
  5. 航空会社のHPで日程微調整による差を確認
  6. 旅行日程を絞り込む!

実際に航空券料金比較サイトが活躍するのは③以降で、まずは①と②を仮で決めましょう。

①まずおおまかな日程を決めておく

まず大まかな日程を決めておきましょう。

会社や学校の都合も気にしながら、理想の日程で構いません。

ここではまず仮に『2023年5月7日~5月20日』という、気候も最高で連休ピークも避けられる極上日程で検討してみることにします。

②到着空港を決めておく

次に到着空港を仮で良いので決めておきます。

私のおススメの決め方は絶対にココだけは譲れない都市にしておくことです。

旅行がすべて順風満帆に進めば良いですが、万が一のことがあることに備え、絶対に行きたい都市は最初か序盤にスケジュールしましょう。

最後のお楽しみ♪は禁物です。行けなくて後悔したくありませんよね・・・。

理想としては譲れない都市が一筆書きの起点として良い立地であることです。

一筆書きの最終到着点イメージは、大きい国際空港があるフランクフルトやミュンヘンにしておくと良いです。

その点ドレスデンに最初から飛んでしまうパターンは良かったです。

Googleマップ ドレスデン位置Googleマップ ドレスデン位置

 

ドイツの東端に位置していますので、旅の一筆書き起点としても適していました。

今回はドレスデン到着として調べてみましょう。

ちょっと補足、今回取り上げないパターン

もちろん、フランクフルトからレンタカーで出発しぐるっと1周して帰ってくるプランもアリです。

ただドイツ国内は航空網も発達していますし、国内旅行といっても日本とはサイズ感・距離感が全然違います!

例えば、フランクフルト空港からドレスデン空港までは車で500㎞程度ですが、これは東京ー大阪間と同様の距離感です。

ここを往復するか、片道は飛行機で帰ってくるかでは、だいぶ所要時間が変わってきます。

レンタカーも、「借出しと返却都市が違うオプション」は簡単に付けられます。

目的地がドイツの端っこにある場合は、一気に飛行機で飛んでしまって戻ってくるルートの方が時間効率は良いです。

旅の途中で飛行機を挟むのもありですが、レンタカーの貸し借り料金も割高になってしまう傾向がありますので。

航空券料金比較サイト Skyscanner で説明!

お待たせしました。では航空券料金比較サイトへアクセスです。

サイト自体はたくさんあるのですが、当サイトでは実際に私が使用した「Skyscanner」を使って説明します。

私がskyscannerを利用した理由は単純で、職場のカナダ人が帰省や旅行の際に使っていると教えて貰ったから、というだけでした。

③日程と到着空港を元に、航空券を検索してみる

これまでの検討で条件は以下にしました。

日程:2023年5月7日~5月20日

空港:東京ードレスデン

普通に考えれば、ドレスデン空港から帰路になることはないですが、一旦『往復』で調べてみましょう。

すぐ購入まで決めるのではなく、航空会社間の価格感を掴みたいのが主目的ですので設定は容易にしておきます。

実際に入力してみた画面は以下です。

skyscanner検索1skyscanner検索1

 

上記条件で検索すると、全航空会社・全代理店のパターンで検索となるので少し時間かかりますので待ちましょう。

skyscanner検索2skyscanner検索2

 

出てきた結果はこんな感じです。

622件とか出てきて割とお腹いっぱいです(笑)

まずは最安航空券を確認しよう!

右上のタブ並べ替えを『最安プラン』にして、安いチケットを表示してみます。

skyscanner検索3skyscanner検索3

 

価格の上に「提供」と入っているものは広告で並べ替え順は無視されます。

「提供」と入っていないシンガポール航空172,810円の航空券が執筆日時点での最安でした。

最安航空券の注意ポイント!実質的な最安航空券を見分ける!

ただ注意点があります。

最安航空券を拡大してみます。

skyscanner検索4skyscanner検索4 到着時刻注意!!

 

この航空券だと現地到着が23時10分になってしまい、レンタカー窓口が閉まっています

所用時間も長いので体力勝負となることは覚悟要です。

そもそも到着時間の時点でアウトなので、この最安航空券はパスです。

安い順に並んでいる航空券をスクロールしていき、日中に到着する便を探します。

skyscanner検索5skyscanner検索5 実質的な最安プランの価格を把握

 

173,050円のこちらの航空券が実質的な最安航空券となりそうです!

最安航空券の中身を把握しよう!30時間の内訳って一体・・・?

所要時間が30時間もありますので、詳細をクリックして中身を確認します。

skyscanner検索6skyscanner検索6 詳細画面

 

詳細をクリックした画面。

出発便の詳細を確認するため、下矢印マークをクリック。

skyscanner検索7skyscanner検索7 航空券の明細

 

コチラの画面で30時間の明細が確認できます。

  1. 7時間10分乗ってシンガポールへ。
  2. 6時間35分空港で乗換待機。
  3. 12時間50分乗ってフランクフルトへ。
  4. 2時間15分空港で乗換待機。
  5. 55分乗ってドレスデンへ。

という中身です。結構キツそう・・・。

移動時間がキツ過ぎない条件で絞り込んで、最安価格を確認してみよう!

次はせめて24時間以内で着きたいな・・・というイメージで最安航空券を検索してみます。

skyscanner検索8skyscanner検索8 所要時間絞り込み

 

検索結果画面に戻り、左部のメニューにある『移動時間』部分の『丸いボタン』をつまんで動かすと、移動時間指定が出来ます。

24時間以内で指定した結果は以下です。

skyscanner検索9skyscanner検索9 移動24時間以内での最安航空券確認

 

移動時間を『24時間まで』で限定した結果、最安航空券はKLMシティホッパーの253,430円となりました。

移動時間14時間5分で乗換1回なので、先ほどの航空券と比べるとかなり体への負担は少なく快適そうですね!

最後に私のおススメANA便での最安価格を確認しよう!(笑)

そして最後に、私おススメのANA便での最安価格を把握しておきます。

skyscanner検索10skyscanner検索10 航空会社ANAで絞り込む

 

先ほど移動時間を条件指定した下に、航空会社での条件指定があります。

全日空(ANA)以外のチェックを外してみましょう。

skyscanner検索11skyscanner検索11 ANAの最安航空券

 

到着時間が日中となるANA便での最安価格は、288,590円と確認出来ました!

航空券料金比較サイトで確認できたことのまとめ。価格差を把握し妥協点を探る

ここまで航空券料金比較サイトで確認出来た内容です。

航空会社 価格 移動時間 価格差
最安航空券 シンガポール 173,050円 29時間45分
移動24h以内 KLM 253,430円 14時間05分 + 80,380円
ANA最安 ANA 288,590円 14時間50分 + 115,540円

日程や帰国便が仮ではありますが、価格差というイメージではおおよそ変わりません。

最安航空券はとにかく安さがメリットです。

上記は1人当たりの航空券ですから、家族なら価格差×人数となりますし差はよりデカくなります。

浮いたお金をお土産や現地のホテル代に振り向けても良いでしょう。

ANAをススメたい私が思いつく限り、最安航空券のデメリットとANA便のメリットを書いておきます(笑)

  • 移動時間により旅行・休暇時間を削ってしまう
  • 移動が長いと到着後に体調悪化・腰痛があるかも
  • 乗換が多いほど荷物ロストの可能性もup
  • ANA便の機内食の方がオイシイ(らしい)
  • ANA乗務員は娘の嘔吐にも素早く親身に対応してくれた
  • 帰国便で日本人スタッフに空港を案内頂けて助かった

とはいえ中々決めかねるところかと思います。

同行者にも相談しながら、無理なく後悔のないように選択しましょう。

長くなってきましたしキリも良いので、一旦当記事もここで締めたいと思います。

次回の記事はANA便にする!と決心したと仮定して(笑)、続きの工程を書いていきます。

参考にして頂けましたら幸いです。では。